ネーミングコンセプトとロゴデザイン
みなさん、こんにちは!
Revolvo Weddingの原田大二郎です
ネーミングを考え始めたのは2020年の春。
コロナ禍に入り、時間に余裕ができた頃。
ガンジーの「チャルカの思想」というのがあり、
いつか自分で何かをはじめるときの屋号に
「チャルカ」という言葉を使いたいと、かねてから考えていた。
チャルカとはインドの手廻しの糸紡ぎ車のこと。
安価に大量に作られたイギリスの綿製品を買わずに、
自分たちの手でチャルカから糸を紡ぐことで、イギリスの機械文明に対抗しようとする独立への意志を象徴する物だった。
ガンジーは自立と自治のために、自分たちでチャルカを廻し糸を紡ぐことを市井に呼びかけ、インドの人々を団結させ独立へと導いた。
自分がつくる事業やサービスが、
チャルカを廻すように、ゆっくりでも、確実に、
大切なことを紡いでいきたい。そう考えていた。
だけども「チャルカ」という言葉の音感や響きは、
なんとも可愛らしいと感じていたので、
このチャルカの思想を元に自分で屋号を生み出そうと思った。
言葉を探す〜ネーミングコンセプト
「チャルカ」から連想する言葉や、自分が実現した未来や社会。
大切にしたいキーワードをノートに書き出した。
そして図書館でネーミングコンセプトや広告、コピーの本を読み漁る。
きらっと光る言葉をメモをして、ストックしていく。
その言葉を今度は辞書や英和辞典、ラテン語やフランス語、ドイツ語、語源辞典などでも引き直してみる。
ひらがな、カタカナ、漢字、ローマ字と同じ言葉を紙に書き出し、眺めてみる。
区切る節を変えてみたり、coをkoに、leをreに替えたり。
ひたすらに言葉を探す。
どうやって出会ったのかは覚えていないのですが、
Revolutionというよく知る簡単な英単語。
フランス革命や産業革命、ガンジーも革命家だ。
だけど「革命」なんてなんだか大袈裟というか、大それている印象の意味の言葉。
Revolutionの語源を探っていくと、RevolveやVolvoという動詞があった。
スウェーデンの自動車のメーカーにもVOLVOがある。
うんうん、なんだかしっくりくるかも。
RevolutionとRevolveこの2つの言葉を合わせて、
Revolvo(レボルボ)とした。
読み方はレボリューションの音感を残しながら、
volvoは馴染みもあり、丸みのある言葉だ。
Revolvoが目指す社会やビジョンにもとってもリンクする。
大それたと思っていた「革命」という意味も、
小さな革命の積み重ねがたどり着きたいところへと行けるのではと考えたら、
いいネーミングなんじゃないかと思った。
ロゴデザイン
ロゴデザイン、Weサイト、名刺などのデザインをしてくれたのが、
PRISMIC DESIGN.の二野慶子さん。
ネーミングに込めた想いや、理想や想いを2時間ぐらい語ったものを、
デザインして形にしてくださった。
カラーもデザインも、本当に最高すぎて感動した!!
ロゴを3案、ロゴタイプを3案作ってくださった。
その組み合わせを選ばせてもらっただけで、
デザイン、カラーも何ひとつ修正することなくロゴデザインが完成した!
そしてロゴに込められたコンセプトは、何より素晴らしい!
本当にありがとうございます!!
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