父親がまさかの◯◯…債務者まろまゆの話(前編)
百は超える人に金を貸してきたが、その中でも品があり、丁寧な対応をしていたのが26歳大学生の女、まろまゆだ。たしかメールアドレスがmaroma………なんとかだったから、まろまゆとする。
まろまゆは、きちんと金を返していた。しかしおかわり融資は当然あり(体感的に債務者の8割はおかわり融資をする)、ちょこちょこ貸していた。
あるとき、大学の設備を壊したから貸してほしいとかで、トータル15万くらいを貸したところで連絡が途切れた。
まぁまぁデカイ金額だったので回収したいところではあったが、面識もなく、身分証だけで貸していたので回収は困難になるかと思われた。
健康保険証に親の名前があったので、何となくネットで検索してみると、まさかの父親は弁護士だった(笑)特殊すぎる名前なので同姓同名はあり得ない。
弁護士なので金はあるはず…だから20万弱の金なら払ってくれるはずだが、利息がお安くはないので「それは暴利だ」と言われればそれまで。弁護士だし…
しかしチャレンジするしかねぇ!ということで弁護士事務所に電話をした。まろまゆの父親が電話に出た。
(後編へ続く)