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ボランティアが少ないワケ
久しぶりの投稿となりましたが、今回は能登半島地震について触れたいと思います。
この度の震災では、ボランティア希望者に対して派遣者数が少なすぎるとの報道やSNSでの批判めいた投稿がありますが、被災された多くの方が周辺や遠方に避難されていることから連絡がとりにくく、要望の聞き取りや立ち合い調整が思うように進まないこともその一因に挙げられます。
全壊や一部損壊のお宅でも家主不在では個人の財産に勝手に手を付けるわけにはいきません。
また、私たちがそうであるようにご本人しか分からない大切な物を見分けるには立ち合いも必要となります。
ニーズが集まらなくてはボランティア希望者がいくらいてもマッチングに至りません。
現在、あえてボランティアの受入れ制限をせざるを得ない状況であることをご理解いただけたら、同じく被災者でありながらその場所で地域の復旧に向け尽力されている社協VC職員、関係者も追い立てられる気持ちから少しは解放されるのではと思います。
被災者台帳等は様々な事情で本来の機能を果たしきれていません。
それならば、避難されている方々とスムーズに連絡を取り合う新たな「年齢、国籍問わず誰でも分かりやすい仕組み」が早急に必要です。
当方にはそのノウハウはありませんが、この記事が目に留まったその道の技術者、専門家の皆さん、ぜひお力をお貸しください。
1月から今日まで6度の救援活動を終え、自分なりに感じたことは多々ありますが、備忘録を兼ねて少しずつ整理しながら記事にしたいと思います。