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お灸の種類
今日はお灸についてご紹介します!
お灸とは、よもぎの葉っぱを乾燥させて、不純物を取り除いたもののことです。
松尾芭蕉の「奥の細道」にも、
「足の三里に灸をする」
と表記があるくらい、昔から日本人には馴染みがあるものです。
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これが一般的なお灸です。
これを小さくちぎって捻ったものが、下の写真↓↓
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ボールペンの先くらいですね。
これくらい小さく捻って、皮膚の上において火をつけます。
すると、チクっとした熱感と共に、体に奥に刺激が入っていきます。
このタイプのお灸を「点灸」といいます。
鍼のように鋭く刺激を入れる場合や、鍼を打つと痛い場所に使うことが多いですね。
その他は、「温灸」といって、温める効果を期待して行うお灸もあります。
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このように箱の中にもぐさを入れて、「面」で温めていくものです。
実は、使用しているもぐさが異なっていて、温灸用のもぐさは、先ほどのもぐさよりも温度が高くなるように、不純物を敢えて多く残しています。
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左が「点灸」用もぐさ
右が「温灸」用もぐさ
です。
右の方が黒みがかっているのがお分かりいただけるかと思います。
その他にも「台座灸」というものもあります。
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僕と同じ年代(40代)くらいの方なら、みたことのある方も多いのではないでしょうか?
昔はよくテレビでCMしていた「せんねん灸」ですね。
これはせんねん灸とは違うメーカーのものですが、種類は同じです。
これは、白い筒部分にもぐさが詰まっているので、そこに火をつけて体に貼り、温めるというものです。
これはゆったりとした温かさで、なかなか心地よいものです。
当院ではお帰りの際にプレゼントしていますので、ぜひお試しください。
ではでは今日はこの辺で。
ご予約お待ちしております!