スクナビコナ鍼灸院 奈良学園前

奈良県学園前のスクナビコナ鍼灸院です。心身症・うつ症状等に伴う肩凝りの治療を専門として…

スクナビコナ鍼灸院 奈良学園前

奈良県学園前のスクナビコナ鍼灸院です。心身症・うつ症状等に伴う肩凝りの治療を専門としています。昂った自律神経を抑えるための柔らかな刺激の施術を行っております。肩凝りやうつ症状等でお困りの方の一助となればと思い、当院で取り扱った症例と養生法をご紹介していきます。

マガジン

  • スクナビコナ鍼灸院の症例紹介と養生法

    スクナビコナ鍼灸院で取り扱った症例を紹介していきます。顕著な効果が認められたもの、今一つ効果を実感していただけなかったもの等様々ですが、読者の方が抱えているお悩みの解決の一助になれば幸いです。また、それぞれの症状について、お家で手軽にできて、かつ効果を実感できる養生法を各記事の末尾に紹介しておりますので、ご参考ください。

  • 舌を見て体調管理!カンタン観察法♪

    舌はあなたの感じていない体調不良や精神状態を表しています。毎日観察して舌マイスターになろう!

最近の記事

【症例紹介#16】膝の痛みと灸の効果

【患者】20代女性 【主訴】右膝の内側が痛く、長時間立っていられない。 【所見】・腫れや熱感はなく、軽く押圧しても痛みは出ない。 ・やや強く圧迫すると痛みが発生する。 ・右大腿部(太もも)の内側をストレッチさせるように押圧すると、 ・膝の痛みが再現される。 ・痛みが顕著な場所は、右膝内側の中央から下部(脛の骨との境界)付近。 【治療内容】痛みが顕著に現れる、右膝内側の中央から下部(脛の骨との境界)付近には、股関節を内転(股を閉じる動作)させる動作に強く作用する、内転筋

    • 「不妊」に対する鍼灸治療の効果について、当院の考え方

      最近少しづつ聞くようになってきた「不妊」鍼灸。 つまり、鍼灸で不妊治療をしようということですが、果たして効果はあるのでしょうか? 結論から言ってしまうと、 「やってみないとわからない」 という、どうにも頼りない答えになってしまいます。 というのも、鍼灸治療は筋肉と皮膚に刺激を与えて神経に作用させる、という 機序を辿って人体に効果を発現させます。 そのため、薬を投与して薬理作用で人体に影響を与えたり、外科的手術によって 強制的に人体の構成を変化させるようなものではないか

      • 更年期を自分らしく、楽しく過ごす

        更年期は、閉経前5年、閉経後5年の10年間のことを指します。 おおよそ年齢では45~55歳くらいに当たります。 しかし、最近では女性だけに限らず、男性にも更年期の症状が出ることが知られています。 更年期はホルモン分泌の減少することで、「ココロ」と「カラダ」に変調が生じる期間に当たります。 この変調の代表的なものに"ホットフラッシュ"がありますが、変調の症状の現れ方には個人差があります。 他には、疲れやすい、肩こり、冷え、めまい、頭痛などの身体症状と、イライラ、憂うつ、

        • 症例紹介#13 【ギックリ腰と按腹】

          【患者】40代男性(ワタシです) 【所見】肥満傾向にあり、腹を突き出すように歩く。 腹筋の弱体による体幹維持力の低下と、その結果による腰椎への過剰負荷(反り腰) 【状況】日常生活動作中の不意の激痛。 これまで数回ギックリ腰は経験していたが、過去に類を見ない激痛で、 立ち上がることはおろか、指先の少しの動作でも腰に激痛が生じる状態だった。 横向きで寝ると痛みは全くなくなる。 仰向けだとやや腰にハリを感じる。 うつ伏せ姿勢は痛くて取れない状態。 脚に痺れや感覚鈍麻はない

        【症例紹介#16】膝の痛みと灸の効果

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        • スクナビコナ鍼灸院の症例紹介と養生法
          14本
        • 舌を見て体調管理!カンタン観察法♪
          1本

        記事

          子供の「疳の虫(かんのむし)」ってご存知ですか?

          昔はよく耳にした 「疳の虫(かんのむし)」 どれだけあやしても泣き止まない、ずっと不機嫌、落ち着かない等々 赤ちゃんから小学校低学年くらいのお子さんくらいまでに見られる症状です。 この疳の虫、お母さんも大変ですが、子供も大変なんです。 どうしたら良いのかわからないエネルギーを抱えて悶々としている状態だからです。 でもお母さんもこのエネルギーに当てられて疲れ果ててしまいますよね。 この様な時、鍼はとてもすごい力を発揮するんです! 「小児はり」という言葉をお聞きにな

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          【肩こりはメンタルにくる?本当に怖い肩こりのハナシ】

          「肩こり」は日常よく耳にする言葉ですし、 誰でも一度は悩まされたことのある症状だと思います。 肩が疲れる・肩が痛い・頭痛い等々... 数々の不快な症状を引き起こしてきます。 しかし、この肩こりの本当の怖さはこういった「痛み」だけ ではないのです。 肩こりはその原因の一つとして、「首周りの血流の悪さ」 があります。 言葉の通り、血の巡りが悪くなることですが、 問題はその場所。 首周りの血流が悪くなるということは、 脳へ十分な血を巡らせなくなるということです。 その結

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          元警察官の鍼灸師の自己紹介

          自己紹介奈良県学園前で肩凝り・神経症専門の鍼灸院をしております、川田代 信也(カワタシロ シンヤ)と申します。 妻とネコちゃん二匹(♂♀)、インドホシガメ♂とで暮らしています。子供はいません。 経歴と昔話私は40歳まで大阪府警察で警察官として勤務しておりました。 階級は警部補まで上がりました。 一般的に係長といわれる役職ですが、自分的には充分頑張ったと思います。 仕事に不満は全くありませんでした。 むしろ、警察官であることに誇りをもっていました。 主に刑事部(盗犯係)で

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          当院の【オリエンタル全身はり美容】とは

          東洋医学の考えを取り入れた美容鍼灸のことです。 体に流れる経絡と、筋肉の流れを作る経筋の両方をスムーズに疎通させ、 滞った血行の回復を促します。 体の不調は、突き詰めれば血行不良が原因です。 そして内臓の不調が「肌」に影響し、赤みや乾燥、吹き出物、浮き出る血管、浮腫み という症状が現れます。 当院のオリエンタル全身はり美容は、その名の通り、 お顔だけでなく全身をターゲットにしています。  「顔だけをターゲットにしても、効果を持続させられない」 という考えからです。

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          植物の水やりから一日が始まる...

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          症例紹介#12【顔の痺れとめまい】

          【患者】40代女性 【主訴】左顔面の痺れと、めまい 数ヶ月前からめまいがしだした。 その内治るだろうと思いそのままにしていると、次第に顔の左側が痺れるようになってきた。 怖くなって整形外科と耳鼻科に行ったが、 「どこにも異常はない」 と言われ、湿布とロキソニンをもらったが、症状は治らない。 【所見】体格は細身で撫で肩 眼振はない 脈は細く強く打つ(緊) 舌は全体的に白っぽく力がない 整形外科、耳鼻科で異常がなく、めまいと顔の痺れを引き起こすのは 肩甲挙筋・胸鎖乳突筋が考え

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          お灸の種類

          今日はお灸についてご紹介します! お灸とは、よもぎの葉っぱを乾燥させて、不純物を取り除いたもののことです。 松尾芭蕉の「奥の細道」にも、 「足の三里に灸をする」 と表記があるくらい、昔から日本人には馴染みがあるものです。 これが一般的なお灸です。 これを小さくちぎって捻ったものが、下の写真↓↓ ボールペンの先くらいですね。 これくらい小さく捻って、皮膚の上において火をつけます。 すると、チクっとした熱感と共に、体に奥に刺激が入っていきます。 このタイプのお灸を「

          施術における「気持ちよさ」の重要性と「痛み」不要論

          前々回のブログで、施術において「気持ちよさ」は大切な感覚で、反対に「痛み」は効果を阻害する要因となる、と書きました。 その理由についてご説明いたします。 カンタンにいうと 「気持ちよさは筋肉を緩める。」 「痛さは筋肉を硬直させる」 からです。 肩凝りにおいて、原因となる多くは筋肉の「過緊張」。 つまり、筋肉の硬直です。 これは、ストレスに耐えようと筋肉が防御姿勢をとるためです。 肉体疲労や、外部からのストレスによって固くなった筋肉に 「気持ち良い」と思わせることで

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          先日凧揚げに行ってきました。 こんなに空を見上げたのは子供の時以来かもしれません。 すごく良い気分になりました。 凧揚げ、オススメです!

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          症例紹介#11【起立性調節障害・強度の肩凝り】

          患者と主訴患者:20代女性 主訴:肩凝り・頭痛・起床時のめまい 状況 数ヶ月前から朝起きた際に強いめまいがするようになった。医者で診察を受けたところ「起立性調節障害」であると診断された。 以前から首や肩の凝りが強く、腕を長時間上げていると指先が冷たくなったり、痺れたりする。肩凝りがひどく、気が重たくなることもある。 【起立性調節障害とは:】起立性調節調節障害とは、自律神経の不調により立ち上がった際等に脳への血流が低下する症状を有する。朝に症状が最も重く、午後になると回復す

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          症例紹介#10 【極度の肩こりと腕の痺れ】

          【患者】40代女性 【主訴】肩こりと、腕から指先までの痺れ 【状況】「美容師をしていて、常に腕を上げて作業をしているので、いつも肩が凝ったような状態で生活をしている。最近になって腕から指にかけて痺れが出てきて、仕事に支障が出てきた。」 イライラはない。 頭痛、めまいも特に感じない。 倦怠感がつきまとう。 【所見】体格は細身でやや撫で肩。 鎖骨上の陥凹部を押すと、腕の痺れが再現される。 腕をしばらく上げていると、指先が冷たくなって痺れてくる。 表情は暗く、目に力がない。

          症例紹介#10 【極度の肩こりと腕の痺れ】

          症例紹介#9【側湾症に伴う腰背部痛】

          注意本文は脊柱側湾症患者の多くが悩む腰背部痛の除去・軽減を目的としたものであり、脊柱側湾症の治療・矯正を謳うものではない。 腰背部痛の特徴不調発生箇所について 脊柱の湾曲により、脊柱起立筋のバランスを欠くために起こる腰背部痛には特徴があり、湾曲の凸部の起立筋に多く見られる。 脊柱側湾症患者の脊柱は緩やかにS字を描いていることから、上背面で1箇所、腰部で1箇所に発生し、その発生箇所は脊柱を挟み左右の対角線上に起こる。 トリガーポイントについて トリガーポイントは、脊柱

          症例紹介#9【側湾症に伴う腰背部痛】