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【ネタバレ注意】読書感想文「幸せな家族 そしてその頃はやった唄」鈴木悦夫さん

色んな本屋さんで一番目立つところに平積みされていて、気になったので衝動買いした一冊。
(衝動買いしたものの、実はすでにもう一冊家にあるとは、このとき私は知らなかった…積読多い人あるあるじゃないですか?)

この帯のデザイン、さすがに心持っていかれる!

保険会社のテレビCM“幸せな家族”のモデルに選ばれた中道家。しかし撮影開始直前、父親が変死。やがて不気味な唄の歌詞にあわせたかのように、次々と家族に死がー謎めいた事件を追って最後の手紙に辿りついた時、読者はきっと戦慄する。刊行以来、無数の少年少女に衝撃を与えてきた伝説のジュヴナイル・ミステリ長篇。

「BOOK」データベースより

この作品が児童書だったことに驚きでしたが、この作品を読んだ児童がどういう感想を持ったのかめちゃくちゃ気になります。


ここからちょっとネタバレを含んだ内容になるのですが。

異様な家族も怖かったけど、私はそれよりもいくら友人とはいえども自宅に居座り続けたCMスタッフ達のほうがよっぽど怖かったんですけど。
まあ、そういう設定なんだろうな。
幸せな家族を撮りたいんだもの、チャンスを逃すわけにはいかないもんね!
とは思いつつも…
でもなんかね、なんかやっぱり私は怖かった!
うまく説明できないけど。

読み終わったあと、結末の内容が理解できなかったときなどのおさらいも兼ねて、他の方の感想をネットで調べるのが好きなんですが。
そこで、帯を取って改めて表紙を見返すと「あっ!」と驚くことがあるらしい。と書かれていて、帯を取ってみたんですけど一瞬私の頭の中は???だらけ。
作中の舞台となった木やブランコが描かれているよ!ってことなんでしょうか!?
確かに改めて見ると怖い、、、かな?
(私の脳みそが貧相すぎですね…土下座)

正直私にとっては【一生忘れられない一冊】にはならなかったけど、子供達にとっては壮絶な内容の連続殺人はトラウマになってしまうかもですね。

でも【家族】という別の意味での怖さも体験できる一冊だと思います。

割と早めに犯人も分かるし、主人公の少年の語りでストーリーが進むので読みやすく、時系列ゴチャゴチャになりません。最高

是非、気になった方は読んでみてください♪

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