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はじめました

画面の中のちいさな雑貨屋さん「Rêverie Nostalgique」のなかのひとです。
はじめましての方も、そうではない方も、読んでくださりありがとうございます。不定期更新にはなりますが、Noteはじめてみました。

改めまして、簡単に自己紹介させてください。
私は現在イギリスはロンドンで日々を過ごしています。なんだかんだで気がついたら4年目をむかえていました。
普段はいわゆる会社員をしながら、休みの日にアンティークマーケットなどに足を運んでいます。どれも自分が一目惚れをしたアイテムたちばかりで、「この気持ちを共感をしてくれる人がいたらいいな」と思いながら手に取っています。アイテム数は決して多くはないですが、どれかひとつでも、誰かの目に留まってもらえたらと、画面越しの雑貨屋さんをはじめることにしました。

だいすきなアンティークマーケットのひとつ、Sunbury Antiques Market

幼い頃からいわゆる「雑貨屋さん」という場所を訪れては、普段見ることのないたくさんの素敵なヴィンテージ、アンティーク雑貨たちに心躍り、それぞれのお店の独特な雰囲気やにおいにときめくことばかり。
中でも店主の方が旅先で出会った、というオーナメントや小物入れなどに惹かれ、いつか自分も海外を旅する中で素敵な出会いがあるといいなと幼心なりにふと思いを馳せていました。

約10年ほど前、学生だった頃の私は夏休みを利用してイギリスの田舎街に1ヶ月ほど滞在をしました。その時に出会った人はもちろん、その短くて長いような1ヶ月は私にとって、とても貴重な存在となり、むしろその1ヶ月が私の人生を変えてくれたな、と今でも思います。
次第にその夏の1ヶ月だけではなく、単純に年単位で「イギリスで生活をしたい」という気持ちが心の奥底で燻るようになりました。

社会人になってもその気持ちは変わらず、ただ、忙しない日々を過ごしていた頃、ふと、世界中がコロナの渦にのまれました。もちろん日本でも緊急事態宣言が発令され、私にとっては、ある意味まいにち自分自身と向き合う時間が作られました。もしかしたら同じような考えの人も少なくないのでは、と思うのですが、その頃の私は、自分のコントロールが効かないところで、こんなにも不意に、先が見えなくなることがあるんだ、と。

その時に真っ先に自分が考えたのは、改めて、人はいつ死ぬかわからない。のであれば、自分が「何かをしたい」と思ったときに、すぐ行動しなければ。できるできないは置いておいて、やるだけやってみよう。そんなことばかりでした。
そのうち、「きっと今がイギリスへ行くタイミングなんだろうな」という気持ちが強くなり、当時抽選だったYMS(いわゆるワーキングホリデー)にもラッキーなことに1発で当選し、コロナ禍の中、渡英を果たしました。

思い立ってはすぐ公園に散歩へ。

私が暮らすロンドンでは、アンティークマーケットがとても身近で、出店者の方たちもお話好きで気さくな人が多く、誰でも楽しむことができます。
たまに足を伸ばして、アンティークの街、と呼ばれる街へ行くと、歩いても歩いてもアンティークショップばかりで気がついたら一日中アンティーク雑貨たちを眺めていた!なんてこともあります。

もちろんイギリスだけではなく、ヨーロッパを旅する中でも、タイミングが合う限り、アンティークマーケットやお店に足を伸ばしています。
いつかの私が想い描いていた、「旅する中で素敵な出会い」はいつの間にか叶っていたんだなと。

長くなりましたが、こんなことを考えたりしながら、日々過ごしています。日本でも骨董市などが定期的に開催されていたりと、自分が幼かった頃よりも、ヴィンテージ、アンティーク雑貨が身近になっているかと思います。それでも、ロンドンに住んでいるからこそ、出会える雑貨たちもいるのではないかな、と。間接的にでも、日本を抜け出して、海外を旅した気持ちをお裾分けすることができたらな、なんて思います。
もしあなたの目に、ひとつでも留まってくれたら、うれしいです。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。
Thank you for reading—hope you have a lovely day! :)

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