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#1.やっぱりお母さんだし、やっぱり娘ちゃん。

木曜日から日曜日までの4日間、相方さんが出張に行っており、娘ちゃんとふたりで過ごしていた。とはいえ、母や相方さんの妹さんが遊びに来てくれたので、私自身リフレッシュできたし、娘ちゃんも嬉しそうだった。

また金曜日は、午前中に娘ちゃんを自治体の一時保育に預けて、病院をハシゴしたり、本屋に寄った帰りにレストランでランチをしたり、久々にひとりきりでの外出を楽しんだ。

「こんな本が今売れているんだなぁ」と本の表紙を見ながら、自由気ままに本屋を散策するのはいつぶりだっただろうか。買いたい本は決まっていたのだが、興味のある生成AIやら料理やらに、ついつい手が伸びてしまう。

少なくともここ1年半は、ひとりで本屋をぶらぶらすることはなかった。娘ちゃんの健診のために、2ヶ月前から車に乗るようになって、ちょっと遠方の大きな本屋にもやっと自力で行けるように。娘ちゃん様々である。

焼き立てパン食べ放題のランチを食べて、久々のおひとり様を満喫した後、娘ちゃんをお迎え。

これまで用事があるときに親や一時保育に娘ちゃんを預けたことが何度かあったので、預けたときは特に不安もなく「いってきまーす」と別れを告げて。

「娘ちゃーん、戻ってきたよー!」

この一言で、くるっと顔をこちらに向けて、満面の笑みを見せる娘ちゃん。「お母さーんだー、安心するー」と言わんばかりの表情だったので、思わずにんまり笑って甘い声を出してしまう。

この日は、お迎えに行ってから夜に就寝するまでの間、娘ちゃんは私の顔を見るたびに、目を細めて安心のにこーっを連発していた。

人見知りをしない子で、誰彼構わずにこにこしているので、寂しさは感じないのかなと思っていたのだが、お母さんはやっぱり一番安心する存在のようだ。

私もにこーっを連発される度に、あまりにもかわいいので、「かわいいー!!!」だの「どうしよう、どうしよう、(かわいいー!!!が)止まらない!!!」だの、ひとりで親バカをしていた。

かわいさがまぶしすぎて、両手で顔を隠せずにはいられないくらい、かわいかった。娘ちゃんの「寂しかったよー」パワーが、かわいさを増幅させていたように思う。それくらいかわいかった(くどい)。

おひとり様を満喫して楽しかった一方で、どうやら私も寂しかったらしい。私にとっても、娘ちゃんと過ごす時間が、かけがえのないものになっていると自覚。

お互いに、やっぱりお母さんだし、やっぱり娘ちゃんである。


数日ぶりに文章を書けて満足!

Reve-chan(レヴちゃん)

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