インサイドセールスの生成AI(ChatGPT)活用術【プロンプトあり】
こんにちは。RevComm(レブコム)インサイドセールスグループの仲泊です。
レブコムのインサイドセールスグループでは生成AIを活用して、日々の業務効率を高めています。今回は、架電準備の情報収集における生成AIの活用方法についてご紹介します。
インサイドセールスにおける架電前準備とは
私は、ターゲットとする企業へ戦略的にアプローチをする、新規開拓型のBDR(Business Development Representative)チームに所属しています。BDRチームでは、企業戦略に基づいてアプローチ先をリストアップし、電話やメール、手紙等で顧客にアプローチします。顧客と商談実施の合意が取れたら商談を設定し、フィールドセールスにトスアップします。
新規開拓型のアプローチの場合、インサイドセールスには下記のスキルが求められます。
顧客の課題が明確でないことも多いため、仮説を構築してインサイトを引き出すスキル
「Why now, Why you(なぜ、今、あなたに連絡をしたのか)」が伝わる「話し方」と「話す内容」
架電前の準備の部分において、ChatGPTを活用して情報収集〜仮説構築までの部分を効率化できないかと考えました。
架電準備に必要な情報を効率的に集められるよう、専用のプロンプト「架電準備GPT」を作成し、実際の業務で活用しています。
「架電準備GPT」を使った業務効率化
この「架電準備GPT」を導入したことで、従来10〜15分かかっていた準備時間を半分程度に短縮することができました。また、ChatGPTの有料版を活用すれば、MY GPTを作成し、プロンプトを保存することでさらに時間を短縮することが可能です。
インサイドセールスにおける生成AI活用の意義
レブコムのインサイドセールスグループでは、架電準備だけでなく、以下のような業務でも生成AIを活用しています。
・フィールドセールスに引き継ぐ際の商談メモ作成
・社内勉強会用の資料作成
これらの業務にも生成AIを活用することで、通常の半分ほどの時間での作業が可能となっています。
AI活用が当たり前になる時代に業務の進め方を最適化していくことはもちろんですが、生成AIはプロンプト(指示出し)次第で出力の質も大きく変わります。そのため、「こう質問したらこう答えてくれるのでは?」といった仮説を立てて質問する思考は、日々の架電そのものにも活かせると感じています。
生成AI活用は目的ではなく手段
今回のnoteでは、生成AIを活用した「架電準備GPT」について紹介しましたが、架電準備に加えて重要なのは、「Why now, Why you(なぜ、今、あなたに連絡をしたのか)」が伝わる「話し方」「話す内容」です。
レブコムでは自社サービスである電話解析AI「MiiTel Phone」を活用し、「話し方」や「話す内容」の最適化にも取り組んでいます。
詳細は関連記事からご覧ください。
今後もレブコムのインサイドセールスグループでは、お客様に「MiiTel Phone」を体験していただく最初の部門として、顧客体験価値の向上に取り組んでいきます。
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