シティポップを聴きながら

80年代後半生まれの私にとって、
大人ってのは、土曜日の昼に学校から帰って、焼きそば食ってから観てた『シティハンター』とか、『ルパン三世第2シリーズ』とかの再放送の世界観なんだよな。(後、『美味しんぼ』とか…笑)

だから、いつまで経っても、自分、大人になった気がしないわ。

あの粋でセクシーで、でもダラしなくて、でもでも、キメるとこは、ばっちりキメる…

それが、大人なんだよ！

なんだか、あの頃の大人のほうが、大人を楽しんでいたかもしれないね。

まぁ、私の世代だと手放しで懐かしい！と熱狂する世代でもないし、
そんな大人は、高度経済成長やバブルという時代背景によって生まれた幻なのかも…とも思うけど。
(独立してやってる人は、別にいいけど、山岡さんは、もうちょい働けとは思うし)

逆に、今の子たちのほうが、本当の意味で大人なのかもしれないけどね。

この頃の曲聴くと、妙に落ち着くような感じもする。

大人はもっと遠い世界で、
戦ったり、遊んだり、恋したりしてて、自分たちは、それに憧れながらも、この守られた場所から眺めていればよかったの。
ニュースステーションのオープニングを夢うつつで聴きながら、2階の布団へと担いで行かれる世界で。

あの頃の大人に憧れると言いながら、子どもに戻りたいのかもしれないね、私は。