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エジプトのイケイケ過ぎるラッパー、ムハンマド・ラマダン

エジプトにはクラシックをはじめ上質な音楽がたくさんあるのですが、今回は「今」流行っている音楽を紹介したい!ということで、イケイケなラッパー、ムハンマド・ラマダンの曲たちをお届けします。(ちょっと現地とはタイムラグあるかもですがw)

ムハンマド・ラマダンとは?

Googleで検索するとモハメッド・ラマダンのカタカナ表記が出てきますね。
でも、エジプト出身の夫の発音に合わせてムハンマド・ラマダンで行きます。

彼は、元々、役者さん。
Netflixにも実はけっこう彼の出演作あるんです!

そんなに裕福ではない出自の方らしくて、それゆえかホントに真に迫った演技が出来る方です。

でも、MVは…ド派手ー!!
なぜそうなったしww

ってか、ライオンちゃん、かわいいなwライオンちゃんとトラちゃんの費用にどんだけかかってんだろ?『EL MALEK』はThe Kingという意味。

お次は『ナンバーワン』

ナンバーワン、ドゥンドゥドゥン、ドゥドン…思わずくちずさむ中毒性。

中毒性といえば、こちらの曲もすごいです!

マフィア、マフィア、マフィア、マフィア、アナ(私は)マフィア!

夫いわく、めっちゃ中身のない歌詞(失礼)らしいんですけど、身体が勝手に踊ってしまいますね。しかも、映像のクオリティも高いと思う!お洒落!

こちらは、もうちょいメロディックな曲調。


モロッコの歌手、Saad Lamjarredとコラボしたナンバーです。同じアラビア語圏ということもあり、国を越えたコラボも普通に行われてるんですよね。

この曲がいちばんアラブポップっぽいかな。『ENSAY』は「もう忘れたよ」という意味らしいです。

ちなみに、ムハンマド・ラマダン自身は、インタビューなどで、「俺はイケメンじゃないけど成功した」って語ることが多いらしいです。

うちの母に見せてみたら、「イケメンやーん!」って言ってましたけどね(笑)逆にエジプトでイケメンの定義とはいったい…

次回はそのへんもレポートしますね!
(ルッキズムってよくないと思うし、人の容姿の優劣とか決める権利なんて誰にもないとは思うのですが、文化的な背景として、人の顔に魅せられているもので…)

補足情報:最近、ムハンマド・ラマダンのボイコット運動が起こってたりするようです。というのも、ラマダンがチャーター機のパイロットにしつこく頼んで、操縦席に座らせてもらい、写真を撮ったらしいんですね。
でも、やっぱ危険なんで、パイロットも写真を公開しないことを条件にしてたらしいんですけど、ラマダンはすぐにSNSにアップ。責任を問われたパイロットは職を失うことに…。(そら、ボイコットされるわ)
ということで、エジプト人の方でも、あんまり快く思ってない方もいるかもとお伝えしておきますね。
「あなたの国の音楽知ってる!」っていうのは素敵なコミュニケーションツールになることなのですが、ちょっとスキャンダルもある方ですので(笑)
でも、曲はいいと思うので、お伝えしたくなった次第です。

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