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三重県 尾鷲〜大内山ミルク村

天気の良い休日、バイクで三重県の尾鷲(おわせ)までツーリング。

奈良市内からR169を南にひた走るとやがて吉野川に至り、さらにそのまま吉野川に沿って南下を続けると、川上村、上北山村、下北山村を順番に通過して三重県の熊野市まで抜ける事ができる。
熊野市に入ると少しだけR309を走り、紀伊半島の外回りをグルっと周る快走路R42に乗り替え尾鷲市に向かうというのが今日のプランだ。

朝10時。奈良市内の自宅を出発。
昨日から急に気温が下がったので、山合いを走っているとやや肌寒く感じる。

2時間弱で川上村のOpen Cafe 秀さんに到着。湧水コーヒーに体を温めてもらう。

壁のステッカーがすごい

ここはマスターの軽妙なおしゃべりが楽しくてついつい長居しがちになるのだが、目的地のご飯屋さんが14時までなので30分ほどでお暇をする。

再び南へと走り出し下北山村スポーツ公園でトイレ休憩に立ち寄った時、何気なくバイクを眺めていたらリアタイヤ付近になんだか違和感を感じた。

『うそっ、ブレーキホース、ホイールに当たってない?』

指で触れて確認してみると、ホースが三箇所ほど削れてエグれていた。幸い、フルードの漏れは無かったのでなんとかそのまま走れると判断。

元々、ホースとホイールのクリアランスがかなり狭い

ブレーキホースを支持するステーの取り付け位置を間違えてしまったため接触が発生したようで、車載工具を使いステーを正しく付け直し走行を続ける。

尾鷲市までのルートはほぼ全線が爽快なワインディンロードだが、その中で僕が最も好きなのはR42の矢ノ川峠(やのことうげ)だ。
矢ノ川峠は熊野市と尾鷲市の間にある峠だが、広くて綺麗な道なのに交通量が少なくてとても走りやすい。

道が好きすぎて絵葉書を買ってしまった

矢ノ川峠を越えればもう尾鷲の街はすぐそこ。お気に入りのご飯屋さん「おわせ魚食堂 おとと」には13時50分に着いた。滑り込みセーフ。

ここは好きなおかずを選んで取っていくタイプの食堂で、地元の新鮮な魚がリーズナブルな値段で食べられる。

2人で思い思いに好きなおかずを選ぶ。
ぶりのお造り、カマスの煮付け、マグロのあら煮、数の子、マグロの唐揚げ、ぶりご飯、あおさの味噌汁、これだけ取って2,250円だから1人あたり1,125円。安い!

おととは海産物や特産品などの土産物が豊富に揃っているので、ショッピングをするのが楽しい。
今回はお土産にレトロな絵葉書を購入。

奈良の瀞峡と、和歌山の橋杭岩のレトロ絵葉書

帰りは来た道と同じルートでと考えていたが、相談した結果、R42を東に進み紀伊長島を周って帰ることに決定。

まずはしばらく行ったところでガソリン補給。尾鷲から紀伊長島にかけてはガソリンスタンドが割とたくさんあるので助かる。

途中、『荷坂峠 マンボウの丘』で海を遠望。

R42荷坂峠もかなりオススメ度の高いワインディングロードだった。

その後、以前から気になっていた大内山ミルク村でソフトクリームを食べようということに。

三重ではよく見かける大内山牛乳
店内がかわいい
乳製品はさすがのラインナップ
店舗の外にイスとテーブルがある

焼きプリンの上にソフトクリームが乗った焼きプリンソフト(380円)を食する。

ソフトクリームはミルク感たっぷりでとても美味しく、プリンもしっかりとした本格的な味わい。これはお得。

お土産に買った牛乳サブレー。これもうまっ

16時を過ぎてやや陽が傾いてきたので、急いで奈良を目指す。

R42で大台まで行き、やや険し目の山中を駆け抜けるR422でショートカットしてR166に合流、そして県境の高見峠へ。

東吉野村の『小さな道の駅 ひよしの里マルシェ』で最後の休憩を取り、19時過ぎに自宅に着いた。

本日の走行距離は300キロほど。

走りごたえがあり、スポットも充実した良いコースだったなと考えながら、ツーリングマップルを開いて今日のルートを辿ってみた。

コース上に他にも寄りたいスポットを見つけたので、近々もう一度行ってみようかなあと思っている。

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