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21世紀・バロック音楽名曲選100

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礒山版「バロック音楽名曲鑑賞事典」には登場しない曲を探して。徐々にお飾りで採用された作曲家の作品を探り。有名作曲家の録音が増えた作品を探します。そうすれば、100曲くらいあるんじ…
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2021年6月の記事一覧

笑うバロック展(546) アンナ・マルガレータ・ブクステフーデと結婚した男 [56候補]

独演会CDは2枚。ともにハンブルク縁のグループによる。

「彼らのリズムの揺れ、この録音のオーボエとバイオリンの鋭い輪郭の音は、相性が良いと言えます。」Peter Uehling、rbb Radio、2011年11月 「優れたエルビポリスバロックは、熱意と主な演奏家の妙技で、コンチェルト毎の動き(舞曲組曲の形で構成されています)に独自のトーンを見つけ、シーファーデッカーよりはるか有名な同時代人(バ

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笑うバロック展(544) ヤン・ツァハのハープ(シコード)協奏曲ハ短調 [55候補]

聴いてわかる、境界線上に立つ作曲家。

1992年録音のフナックCD。ノールマンのハープ協奏曲集。聞きなれない名前。ヤン・ツァハが。生没年(1699-1773)はバロックで申し分なしです。生没年は(1713-1773)の表記もあります。youtubeで試聴したところ、曲調や通奏低音などはバロックです。オリジナルのハープ協奏曲か?ペダルの必要は?

ツァハについては、チェコの作曲家 (1699 年

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笑うバロック展(547) もう一人のヨハン・ゴットリープ、ヤニチュの室内楽



ヤニチュ作曲
● 室内ソナタ ヘ長調 バイオリン、フルートと通奏低音  I. Larghetto e cantabile  II. Allegro mà moderato III. Allegro assai
● 3声のソナタ ホ短調 バイオリン、フルートと通奏低音  I. Larghetto e cantabile II. Allegretto III. Vivace
● トリオ・ソナタ ニ

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