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映画「アメリ」のような部屋で暮らしたい!#05 ~アメリ部屋の分析~
こんにちは。読んでいただきありがとうございます。
学生の頃から憧れていた映画アメリのような部屋での暮らし。
ここではマンションを購入し、そんな憧れだったアメリ部屋づくりの道のりをつづっています。
以前までのお話 ↓
#01 映画アメリとの出会い
#02 輸入壁紙を知ったきっかけ
#03 マンションを購入するに至るまで
#04 絶対失敗したくない壁紙選び。選ぶ前段階の考察
【アメリ部屋の分析】
まずはアメリ部屋の分析から。
アメリのイメージカラーと言えば赤と緑!だと思っているが、実際はどうか。
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映画を見返して他にもアメリ部屋の内装を隅々まで見て思ったポイントをあげてみる。
1. 赤をメインに緑や青が少し
2. 赤ベースの柄物の壁紙に腰壁(壁の下半分ほどまで板やタイル材など別素材の壁材を張って仕上げた部分のこと)
3. ソファも赤ベースの柄物
4. カーテンも赤。柄が入っているかは分からない
5. 柄が多い
6. 家具は黒や茶色など暗めの色
7. 照明はスタンドライトのオレンジっぽい光が印象的
8. 基本的に照明は暗め
9. 額縁やベッドなどのインテリアに真鍮、古美色のものが多い
10. 大まかに表現するとアンティークという言葉が一番近く感じるが、よくよく見るとテイストはごちゃまぜ。自分の感覚としてはクラシック、ミッドセンチュリーが混ざっている感じ。額縁やソファのデザインと腰壁デザインはクラシック、キッチンはミッドセンチュリーといった感じ
11. 寝室に飾られている画家ミヒャエル・ゾーヴァの絵画で少し抜け感が出ているように見える。そのバランスがまた絶妙でいい
アメリ部屋を言語化するとしたらこんな感じ。
最初に言い訳させてほしいのだが、私はインテリアやアートを見て感じるのは好きだが、専門的な知識はない。
「ミッドセンチュリーってこんな感じ」は頭の中でイメージできるが、「ミッドセンチュリーとは〇年代に流行して〇〇なデザインが特徴」といったことは分からない。
なので言語化するのにとても苦労した。
ちなみに11に記載したミヒャエル・ゾーヴァ、ジャンルは何になるのか検索してみたが明確なものは出てこなかった。
だが私の中ではマグリットやダリ、ルソーのテイストに似ているなと日ごろから感じていて、そうするとシュルレアリスムテイストと言うことになる。
思いつくままにアメリ部屋のイメージを羅列した後、「アンティーク」「クラシック」「ミッドセンチュリー」「シュルレアリスム」の年代を調べてみた。
「アンティーク」:製造されてから100年以上経過したもの、かつ美術的・芸術的価値のあるもの。現在から数えると1922年以前のもの。だがアンティーク家具の世界では作られてから100年経っていない1920~1930年頃に製造されたものが多いそう。
「クラシック」:1300年~1700年頃
「ミッドセンチュリー」:1945年~1960年代頃
「シュルレアリスム」:1924年~1950年頃
ちなみにミヒャエル・ゾーヴァは1945年生まれで現在76歳
こうやって書き出してまとめてみると、なんとなくアメリ部屋の全体像が見えてきた。