見出し画像

ダイエットと同時に塩分にも気を配ろう!


ダイエットの際に注目されるのは、タンパク質、脂質、炭水化物のカロリーになる成分です。

たしかに、タンパク質、脂質、炭水化物はエネルギーに変換されるので重要です。
逆にその他のものはエネルギーにはならないという事です。

ちなみに、カロリーの算出方法ってご存知ですか?


熱量(kcal/100g) = タンパク質×4 + 脂質×9 + 炭水化物×4

これがカロリーの算出方法です。


例えば、あなたも好きな(?)日清の焼きそばUFOの成分表を見てみましょう。

栄養成分表示 [1食 (128g) 当たり]
熱量    556kcal
たんぱく質  9.4g
脂質     20.9g
炭水化物  82.6g

これを上の数式に当てはめてみましょう。


 9.4×4 +20,9×9 +82.6×4 
=37,6 + 188.1 + 330,4
=556,1

成分表のカロリーの数字と同じになりました。
このようにカロリーになるのはタンパク質・脂質・炭水化物なのです。



ダイエットの際には糖質が含まれるので砂糖などは注目されますが、
塩分はあまり注目されません。
しかし塩分は人間の健康には大きな影響があります。

実は長期的に取り組む事が理想とされるダイエットでは、
この塩分もしっかりと意識する事が大切です。


塩分を摂り過ぎるとどうなるか?

塩分を摂り過ぎるとどうなるか?というと
体の塩分濃度を保つために、体内に水分を蓄えてしまいます。

なぜかというと濃い塩分が体にあると良くないのでそれを薄めるために水分をためるのです。
ダイエットの視点でみると体重が増えます。


その状態が続き、塩分摂取が落ち着くと、
尿として余分な水分が体内から排出される事になります。
しかし体重は元に戻りますが、
血圧を過剰に上昇させてしまうので体には良いものではないのです。


他にも塩分に含まれるナトリウムを体外に排出するのは腎臓の濾過機能によって行われます。
この働きが多いと腎臓に余計な負担がかかることになります。

長期的に見ると濾過機能の衰えは、腎臓疾患の原因になる可能性があります。


塩分はどれくらい摂るのが理想?

では、この塩分はどれくらい摂るのが理想でしょうか?
実は塩分は欧米と比較して日本人は多く摂っています。

厚生労働省が推奨する塩分の1日の摂取量は男性8.0g未満、女性7.0g未満となっています。

しかし実際は男性10.8g、女性9.1gと男女ともに推奨量を上回っています。
また、WHO(世界保健機関)では、成人1日あたりの塩分の摂取量5g以下を推奨しています。
欧米の中には3%以下を推奨している国もあるそうです。


実は日本人は世界基準目標の約2倍も塩分を摂取しているのです。
これは日本の料理が塩分で味付けするという伝統がある事、
保存のために塩分を多く使用するなどの食環境が大きく影響しています。

あなたがすぐにでも実行できる簡単な事として減塩の醤油に変える事です。
日本の料理は多くの場合、醤油を多用するからです。
それ以外でも卵焼きや刺し身などで醤油を日常的に利用します。
減塩醤油に変えるだけでもずいぶんと塩のコントロールになります。



ダイエット中はカロリー摂取を少なくするために
例えば、サラダのドレッシングなどをオイルフリーのものにしたりします。
たしかに油が入っていないのでカロリーは減るのですが・・・
それだとあまり美味しくないので塩分が多めに入っています。

カロリーオフを意識した麺類やスープなども人気がありますが、
これも美味しくするために塩分が多めになっている事が多いです。

一見、健康に良さそうな鍋料理も場合によっては
一人分で10gの塩分が入っている事もあります。

ダイエットにおいてはカロリーオフの影で見えなくなっている
塩分に注意することが重要なのがお分かりいただけたでしょうか?

では、ダイエット中に塩分を控えるにはどうしたらいいの?とあなたは疑問をもつと思います。
オススメは、スパイスや胡椒などの利用です。
慣れてくると塩分が少なくても美味しくいただけます。ぜひお試し下さい!


■ダイエットやボディデザインのの参考にして下さい♪■
↓  ↓  ↓



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?