ランチの後の眠気とダイエットの関係
ランチの後は誰でも眠くなる
ランチの後、眠気に負けてウトウトして寝てしまった経験があなたにもあるのではないでしょうか?実はこの人間としては普通の状況をコントロールするとダイエットにも良い事が分かりましたので今回はこの事を採り上げていきたいと思います。
ランチの後は眠くなり事故が起きる
内閣府が発表した「平成28年度 交通事故の状況及び交通安全施策の現状」によると、平成28年度内の全国における交通事故の発生件数は499″201件という統計結果が出ています。
また、別のデータである国交省の報道発表資料「訪日外国人観光客レンタカーピンポイント事故対策について」では、同じく平成28年度内におけるレンタカー全体の事故件数は全国で6150件という統計結果が出ていました。
ここから類推していくと交通事故100件のうち約1件がレンタカーによる交通事故という計算になります!(引用:カーチップス)
さらに驚くのは、この100件のうち約1件にあたるレンタカーの事故が起きた時間帯が12時~14時のランチの時間帯に重なるのです。
これは、ランチ後に人は眠くなるだけでなく、事故を起こしかねない危険な時間帯である事も示しています。
なぜランチの後に眠くなる?
人間には「サーカディアンリズム(概日リズム)」と呼ばれる24時間周期の体内時計が備わっており、午後1~3時の間は、ちょうど眠くなる時間帯にあたるのです。
しかし。それにしてもランチの後に突如眠くなるのはなぜでしょう?実は食事と眠気の因果関係はまだ正確には分かっていないそうです。
しかし、食後の血糖値の上昇と何らかの関係があるのでは?という事を予想した説は多く出ているそうです。
通常、食事の直後は血液中のブドウ糖の量が増え、血糖値が上昇する。すると、膵臓(すいぞう)からホルモンの一種、インスリンが分泌され、血液中のブドウ糖を筋肉や脂肪に取り込む。血糖値を正常域に戻すためのメカニズムだ。
この時、食事から摂取するブドウ糖の量が多いと、血糖値が急上昇。それに反応してインスリンも大量に分泌される。その結果、インスリンが効き過ぎて、今度は血糖値が急低下。体が一時的にブドウ糖不足の状態に陥る。
すると、脳の唯一の栄養源であるブドウ糖が脳に十分に行き渡らず、「頭がぼーっとしたり、眠くなったりすることがある」(引用:NIKKEI STYLE https://style.nikkei.com/)
ですから、血糖値が上がりにくい食事をする事で、ランチの後のウトウトはある程度防げる可能性があるのです。
血糖値が上がりにくい食事とは?
バランスよく食べる事で血糖値を上げにくくします。バランスの良い食べ方というと、毎食 主食(炭水化物)・主菜(たんぱく質のおかず)・副菜(野菜のおかず)を組み合わせて適量を食べることです。
しかし、ランチでは血圧をすぐに上げる原因のひとつの主食の炭水化物に工夫をする事が大事です。ランチではお米やパン、麺類を腹いっぱい食べずにいつもの7割くらいに抑えると良いでしょう。
そして、もし可能なら白米よりも、玄米や五穀米など精製があまりされていないものを選ぶ、パンなら小麦粉よりも全粒粉を選ぶという事が大事です。精製されていない玄米や全粒粉には食物繊維やビタミンが豊富に含まれています。
ですから同じ量を食べても、糖質が少ない分、血糖値が上がりにくいのです。外食をして玄米や五穀米が選べる時は積極的に選びたいですね。
最近はパンも全粒粉を使っている事を売り物にしている商品も多くあります。それらのものに代える事も有効でしょう。
食べる事以外にも工夫してみる
ランチは自分以外の人と食べる事が多いかもしれません。そんな時は周りの人と会話しながら、ゆっくり時間をかけて食べるのも有効です。ゆっくり食べる事で満腹感が早く来ます。自然に量の制限が可能になります。
また、外食をするなら、あえて近くの店ではなく少し離れたお店をセレクトするのも良いでしょう。
ランチを簡単なものや、甘いものに置き換えている人をたまに見かけますがこれは逆効果です。
まとめ
ランチの後に眠くならないようにする考え方はダイエットのそれと共通です。ランチの後をスッキリさせる食べ方ができればそれを朝食や夕食に応用してみるのも良いでしょう!
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