ドラマ「ブラックジャック」

録画してたのをやっと見ました～。
家で２時間まとまった時間を作るってなかなか厳しいんだよ。けっこう期待値が高かったので、わりと集中して見ました。
少し前の新聞記事で、高橋一生さんが語っていた「僕の中にはすでに別の『先生』がいるので（略）重ねて見られてしまうのではないかと…いらない心配でしたけど」という言葉通り、露伴先生とはきっちり別の人でした。最初から心配してなかったけどね！
さて、実写版ＢＪ、よくできてたと思います。原作を読んだのはずいぶん昔なのでおぼろな記憶なんですが、登場人物たちが、手塚漫画に横断的に登場するあのキャラだ！ってのがわかるくらいで、その寄せ方はすごいと思った。特にピノコの「アッチョンブリケ！」は完璧で非の打ち所がない（笑）
ストーリーも、２本のエピソードをうまく絡めて、尺の中で上手にまとめていたと思います。「生きる」という強烈なメッセージ。
事前に問題視されていたドクター・キリコが女性になっている点も、特に違和感はありませんでした。私もちょっと批判的だったんだけどね、ドラマを見たあとは、容姿をテーマにした話だったから、あえてのキャスティングだったのかなと納得。
ただ、ピノコの出自に関しては、原作を履修していないとあの説明ではちょっとわかりづらかったんじゃないかとは思います。
あと、ＢＪはピノコを抱っこしたりはしなかったような。あの辺、一生さんと柚乃ちゃんの素な感じがしましたよ。かわいいけどな！
ちょっと笑ったのが、エンドロールで原作のシーンが差し込まれるところで、獅子面病の治療費、原作でＢＪが吹っ掛けたのは５千万、ドラマでは２億に値上げ！　５０年くらい（？）でお値段４倍、この「手の届かない値段」感がリアル（笑）