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休職して時間の感覚がバグる
こんにちは、休職中のしらかばです。
メンタルの不調で会社にいけなくなった30代の女性です。
前回の記事を書いてから、時間が経っている。私の感覚的では前回の投稿から10日間くらいの感覚でいたら、もっと前の投稿でびっくりしている所存です。(笑)あの記事の投稿から年末の大掃除感覚で部屋の模様替え・整理に没頭。今年最後の燃えないゴミ・粗大ゴミの回収期限があったから。"この日までにゴミを出す"というタスクがあっただけ。
深く考えず、まずは行動してみたというお話です。
模様替え
休職をして泥沼から這い上がり始めた時、部屋の模様替えをした記憶が蘇る。その時はただ家具の配置を変えただけ。もともと年に2回ほど春と秋に模様替えをするので、いつもの季節の移ろいを感じるだけ。"日の入り方が変わり始め、心地良さを探すようにして家具の配置を変える"そんな感覚だ。
今年3回目の模様替え
先ほども述べたが、異例の模様替え。実家に引っ越してきてから動かした事がない大きな物を部屋の反対側に大移動させた。延長コードを伸ばして電源を取っていた煩わしさからの解放。使用感も年々ストレスに感じてていたので、以前から買い替えたいとは思い続けていた。そして、新しい延長コードを買えたので、タイミングが重なったと言うだけの事。
過去の写真
写真の整理から手をつけ始める。今までは、自分が写っている或いは思い入れのあるモノを取り敢えずアルバムにしまってきたが、過去の出来事の中で"最高の一瞬"を切り取ったような写真だけを手元に残す。自分の中で大切にしたいモノだけを。アルバムの中から写真を抜いては半透明な箱に仕舞う。この作業を一日一回、1週間くらい繰り返し、7割くらい手放した。
思い出の使わない或いは使えない物
これは私の中で、置き物やぬいぐるみ、記念品的な物。なんとなく捨てられない感覚。これは、眺めたり触ることで思い出を振り返り、あの時に買った・買ってもらった等の感情も一緒に想い越される。箱の中で"眠っている"時間が長かったり、日常の風景に同化しすぎて"ただの飾り"と化して放置されていた。年に1回くらいは、持ち上げられて埃を祓われながら思い出に浸るための道具になっていた。いまの自分に必要な物だけを手元に置くことにした。
仕事で個人的に勉強して、纏めた資料やメモ
復職して必要ならば、もう一度勉強すればいいだけ。シュレッターに流しながら、仕事・職場の人たちに対する感情が頭の中で浮かんでは消えていく。右から左に流れていくような。只々、自分の感情や思考なのに他人事のように見入っているだけのような感覚。そして、仕事で使っていた私物も少しばかり整理。戻っても使える物、使わなくても捨てられるように大きい衣装ケースにまとめて仕舞い込んだ。この作業で気持ちがスッキリするかと思ったが、思いのほかそんなことは無かった。処分した事実と纏めて仕舞ったという作業が終わっただけだった。
物を手放して気付いたこと
物を捨てて思うことは、"無意識"の中で"過去に拘っている、捉われている自分"が居るということ。前回の記事にも通じる感覚を覚えた。過去の思い出が悪いととかそういうものではなく、私はそう思えたということ。新しい思考を手に入れた感覚。物理的に物が減って、広くなったスペースにゆとりが生まれたくらいで、これをしたからと言って何も変わらない。
模様替え・整理以外の日常
読書
『ともぐい』(著者:河崎秋子)を読む。家族が買って少し埃が被りはじめていた本。久しぶりの小説は、文字の並び(情報量)がとても多く感じ、1日目は2時間くらいで20ページくらいをなんとか読んだ。"読んだ"と言うよりも視覚的に"活字を追う"感覚に近かった。その後は活字や文脈から頭の中ではっきりと映像化され物語が進んでいった。脳内の回路が繋がっていく感覚を久しぶりに感じ気持ち良かった。いい意味での妄想の世界を楽しんだ。
映画鑑賞
アマプラで2本の映画を観る。小説を読んで脳が活性化されたからなのか、それとも気持ちが良い状態が続いていたからなのかは解らないが、映画という物を久しぶりに観た。
・『星の旅人たち』(監督:Emilio Estevez)
・『対峙』(監督:Fran Kranz)
おすすめに上がってきた作品なので、気になっていた作品などではない。ふたつに共通している事は、主人公たちの息子が"亡くなった”・”亡くなっている”ということだけ。一つ目は映像(風景)や音楽がより作品を引き立て心が穏やかになるような。もう一つは閉鎖的な空間の中で人間の様々な感情が衝突し溢れ、生々しさを感じる映画。
映画の内容を深く書くつもりはないが、亡くなった事実をどのようにして自分の中に落とし込むのか、受け入れるのか。そんなことを考える作品でした。
さいごに
もう年末ですね。前々回の記事にBOSEのヘットホンが欲しいと書いていましたが、購入しました!(なんの躊躇いもなく、ポチりました。笑)映画鑑賞の質も上がり、良い買い物が出来たことで、気持ちも上向きになる。このくらいの単純さが大切なのかもしれませんね。最近は全ておいてほどほどに。
自分と"親友"でいる感覚を意識してみたり。
本日も長々とお付き合いくださり、ありがとうございました!☺︎
スキを押してくださった方にも感謝です!☺︎