【学校教育】福島県立安積中学校開校まであとわずか【福島県】
郡山の受験が変わる!県立安積中学突破模試・傾向と対策
というニュースを見ました。
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以前から記事にしているように、来年4月に県立安積中学校が開校するように、福島県の教育関連では大きな変化が起こります。
少子化が進んでいる一方で、特別な教育のための学校も整備されるという激動の時代です。
校舎は県立安積高校の敷地内(以前の自転車置き場など)に建設され、中高一貫教育となります。
※私の時代に建設された「家庭科実習室」の跡地に建設されるということで、少々感傷的になってしまいます…笑
入試まであと4カ月程度(2025年1月実施予定)、
開校まであと半年程度となり、だんだんと大枠が見えてきました。
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県立安積中学校の特徴
①授業時間が長い
県内の通常の中学校と比較して「一週間あたり2時間多い」。
そしてその時間で、主要教科の数学や英語の時間、理論的思考やコミュニケーション力を培うディベートなどについての授業を行う。
②授業内容の深化
少人数指導や難易度別の学習を行うなど、知識量を増やすことは当然だが、その他に一人一人の思考力や説明力・表現力を鍛える。
そして、地域のリーダーを育てることを目的とする。
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他の記事で取り上げていますが、
現在、そして近い将来的に、福島県の教育を取り巻く環境が激変していくことは間違いありません。
日本社会が変化しているのですから、将来を担う子供たちの教育が変化することも当たり前のことですし、上記されている「目指す方向」についてはよく分かります。
ですが、目指す方向に、子どもたちを当てはめるということは違うと思います。
コロナ禍・ロシアとウクライナのように、近い将来であっても何が起こるかを予想するのは難しい社会です。
大事なのは、一人一人が「自分に何が向いているのか」「自分が何が出来るのか」などを適切に判断し、ゼネラリスト・スペシャリストを目指すことです。
そのために今回の、県立安積中学校・高校の中高一貫教育が手助けになればと思います。
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近い将来の福島県の教育については、子どもの成長だけでなく、福島県の教育関連に携わっている大人たちの能力が試されていると言って間違いないと思います。
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