マジシャンはショップを持つべし!
お読みいただきありがとうございます
レストランマジック研究所小林です。
さて、タイトルの事は、結構前々から言っていることなのですが
改めて、こっちに書き留めておこうと思って
キーボードに向かった次第です。
僕自身は、30代の半ばくらいから、それなりに大きな
Webマジックショップの番頭になりましたが
その際に
「やってみないか?」というお誘いに対して
「やってみたいです」と言うことで、お引き受けしたのです。
ただ、上記の答えだと始めた段階がゴールであって
それ以上の先がない事に、自分でも気づいていませんでした。
そのころにはすでにコピーライティングを学んでいたため
それを試してみたい、という思いが先走っていたこともあり
マジックと言う商材に対して、学んだ手法をぶつけていくということを
熱心にしておりました。
結構容赦なく、マジック界隈でその技術を使ったために
若干いろいろと言われたこともありました。
少々過激な発言もしてましたし、生意気でしたので(笑)。
他には誰もできないだろうと、好き勝手にやっていた
と言うのもあります。
その頃とは少々情勢も変わり、ショップを持つことそのものは
決して難しくなく、またいろんなメディアとの連携も
取りやすくなったので、個人でショップを持つことをお勧め
したいと思います。
大手のショップは、まあ、大きなデパートみたいなもので
僕のような、ある意味個人でコンテンツを作って販売する
マジシャンたちは、そういった中に入るテナントみたいなものです。
マーケティングの一環として、そういった所で商品が
販売できるのは非常にプラスですし、実際には商品を取り扱って
もらうための、またその後の流れや動きも考えておくことが大切には
なってきます。
さてさて、個人でショップを持つことが大事だと
結構前から感じていましたが、実際に目にしたのは
アメリカのフロリダで行われたジニーコンベンションの時でしたね。
僕が行ったのは・・・3回目の時だったかな?
テンヨーの佐藤総さんとか出演された回です。
すでにディーラーでしたので、ディーラーブースに行くのは
楽しみでもあり、ある意味で仕事仲間に会うためでもあり
でした。
JBマジックのマークメイソン、フェニックスのクリスチャン
マジックスミスなども、ある意味でのビジネスパートナーと
言える人達です。
ただ、個人で出店をしている人もいて、ギャレットトーマスや
アレックス・パンドレアなど。
(彼は、ブルークラウンと言うメーカー?を持っておりますが)
面白かったのは、大手の卸会社にはない商品を多数扱っていたことでした。
つまり、自分で売っているだけの商品が多数あるわけです。
これって、卸すものと自分で販売するものを明確に分けている
ってことでして、つまりはそれぞれに販売経路を持っていることを
意味しています。
なので
ああ、個人レベルで販売しているんだなあ・・
と感じていました。
その当時の日本で、現場にも出るようなマジシャンで
自分のショップを持って道具も販売している人って
まあ皆無でして。
大抵はどっちか一方だけですよね。
現場に出て演技で頑張る人か、商品をたくさん作って
それを卸す人って感じで。
あ、あくまで、会社形態のショップとかではなく
個人レベルで行う、ってサイズ感です。
やってみれば分かるのですが、まじめにショップをするって
案外大変でして、両立させていくのは結構な努力が
必要になるのです。
外に行っての演技、それに付随する様々な雑務
(請求書発行や、打合せなどなど)
商品をネット販売する際の画像・文章の製作、そしてアップ
売れたら売れたで発送をしていく必要があるわけですし。
大変だとは思うのですが、コロナ禍になって
やっぱりショップ部分を持っているマジシャンは
マジシャンでいられる強さを持っていると感じました。
金銭的な部分だけでも、コンテンツ販売によって
お金を生み出すことができるわけですし
場合によっては、パフォーマンスの代金をショップ経由で
払ってもらうことも可能になってきます。
ネットでの販売で一番面倒なのは、決済まわりです。
それが、ショップを持つことで一気に解消されるのは
楽ですよ!
しかも、システムによっては、継続課金のシステムもありますので
サブスクリプションでファンクラブみたいなことも可能になります。
昔なら、Paypalを直接使うくらいしかなかったのですが
(もちろん、今もその手は使えます)
手数の打ち方ができるようになるわけです。
海外のマジシャンを見てみると、ショップとパフォーマーとしての
サイトを切り分けている人もいます。
もちろんそうしてもいいでしょうし、つなげてしまっても
いいと思います。
個人のパフォーマーページは、今となっては
ランディングページのような1枚もののページで十分でしょうし
(だったら、無料でかなり高品質なものが作れます)
そこから外部にリンクはって、そっちでショップを運営すれば
いいわけです。
(ショップも無料で作れます)
告知や広告は各種SNSを活用していけばいいわけで
これまた無料です。
昔なら、海外の大手のショップと契約して
商品を卸して、と言うのが通常でしたが、ダウンロード販売などを
取り入れていけば、在庫リスクもありません。
また、自身のデジタルコンテンツを製作販売すれば
これまた、在庫リスクもなく、そういったデーターを入れておく
サーバー代も、今はほぼ無料と言えます。
演技をするタイミングがないのでしたら、そういったコンテンツ作成に
時間をかければいいわけですし、また演技ができるようになったら
そっちに時間をかければいいわけです。
個人的には十数年、大手のショップと個人のサイズのショップを
同時運営してきた経験がありますので
それなりの経験値はあるつもりです。
ショップのシステムも、一人ビジネスで回す程度なら
簡単に扱える方がプラスでしょうし、あまり拡張しすぎず
やっていける方がいいでしょうし。
ランディングページ、ワードプレスの作成構築を行ったり
ショップの立ち上げを行ったり、それに付随して
画像の編集、動画の編集なども行ったりして
実は結構一人で八面六臂な活躍ができるんですよ。
コンテンツ作成の方法や、販売の方法なども
それなりにネットビジネス界隈で学んできたものがあるので
興味のある方へはアドバイスをすることも可能だと思います。
極端に言えば、自分にセールス用のコンテンツが無くても
コンテンツを作り出して、それを販売していくということの
お手伝いさえ可能です。
全く他分野の事柄に関して、SEOの対策をしたり
販売のお手伝いもしてきました。
その辺のことはともかくとして、今のマジシャンなら
Web上での決済経路を持っておくのはマイナスではないですし
ワードプレスやショップシステム、メルマガ配信のシステムなどを
複合的に利用して個人でのコンテンツビジネスを形成していくのは
難しいことではありません。
最初は副業レベルの収入かもしれませんが
でも、マジックをお金に換えていける道筋が1つ増える
だけでもプラスじゃないですか??
ご興味ある方は、レストランマジック研究所へ
ご連絡いただければコンサルティングも可能です。
よろしければ、ぜひ。