基本的に、大人相手にマジックを演じることがほとんどですし むしろ、お酒を飲んでいる方、またはお酒に飲まれている方 に見せる事が多いため、対キッズの場合には 色々と考えてから演じていることが多いです。 ただ、何を演じるか、はあまり変わりません どう演じるか、は意識しております。 とはいえ、やっぱり子供たちを少々置いてきぼりに してしまう事は皮膚感覚として感じます。 むしろ、後ろにいる父兄の人とかが笑っているとか。 文字、数字などの認識の度合いが 1歳違うとこれほどか、と
先日、珍しく保育園でマジックをする というお仕事をさせていただき 感じたことを箇条書き的に列挙していきたいと思います。 ・たった1年違いでも、認識の幅に大きな違いが出る 3歳、4歳、5歳の3クラスで演じさせてもらいましたが かなりの幅があると実感。 3歳は数を数えていくのも少々難しい、5歳になるとかなり自己主張が。 ひらがな、カタカナをよむのも難しい時もある ・適切に数えるのも、実は大変 3つ以上は「いっぱい!」になる子たちも(3歳児は特に) ・色はみんな分かる 基本的
毎度おなじみ、レストランマジック研究所小林です。 さて、トリックに関しての情報は いくらでも手に入る世の中になっています。 質の悪いものなら、Youtubeでも見漁って頂ければ いくらでも手に入りますし ある程度のクオリティのマジックを手にしたいなら 動画コンテンツやDVD,PDFや書籍など お金を出せば手に入ります。 なので、マジックそのものを知らないとか レパートリーが増えない、的な事柄は 自身の努力不足を否めないわけです。 ただその学んだトリックがウケるのか もう
小林は学生時代から、マジック分野でのプロ活動を してきたのですが、その当時仕事にしようと 思っていたのは、予備校講師であり、実際に パートタイムプロとしてマジシャンと予備校勤務の 二足の草鞋を履いておりました。 僕自身、予備校に通っていたのは 高校2年から浪人、そして大学に入っても 趣味?として通っておりました。 主に英語の授業を受けていたので、僕にとっての 英語の師匠はたくさんいるのですが お一人は、元東進ハイスクール講師、早稲田予備校講師 (感覚的には、早稲田予備校も
見えたからといって、全てが存在したわけではなく 存在するからと言って、全てが見えるわけではない 誰の言葉なのかさえ分からない位に 僕の中では、普通になっている事柄です。 今はあまりなくなったのですが、特に若いころとか 「あっ! 見えた!!」 みたいなことをいうお客さんがいらっしゃるわけです。 これが言われないからいいのか?ってことに関しては 若干微妙な気もするのですが、言われる隙があると 周りの人のテンションも下がってしまうので 言われてしまうより、その場はやり過ごせる
風邪を引くときは、喉からが多い レストランマジック研究所 小林です。 マジシャンになって、早何年でしょう? その中で 「これがウケるんですよ~」 って、耳にしたことも数知れず。 僕自身は、あまりウケているという事に注力が行かないせいか そういった言葉を吐いた事は少ないかと思います。 それよりも、きちんとできたか、という自分事の方に 意識が向きます。 もちろん、観客のウケも意識を向けないと、なのですが 優先順位は自分のコントロールで、それが毎度上手くいくとも 限らないので
現場に出ているマジシャンの演じるトリックにおいて まあ、似たり寄ったりになってきたり というのは、ありうることです。 原資がかかるようなトリックを繰り返しできるだけの ギャラを頂ける場なら別ですが そうではないなら、扱うアイテムやトリックは 似てくるとは思います。 ただここ最近は、そういった事を勘案しても どうにもネタが似てきているようで。 フォークまげて、キューブ揃えて、スマホでメンタルして アンビシャスでも行う、のような。 しかも、演じる手順に関して、既にリリースさ
色んなメディアで書いている事なのですが マジシャンだからこそ、マジック以外の事柄をしっかり 学んでおくことが大事になります。 純粋に物に向き合う職人さんなら、その分野だけでも いいのかもしれませんが、人前でパフォーマンスをする しかもクロースアップなら言葉のコミュニケーションをしつつ その中で色々と見えない攻防を仕掛ける以上、マジックだけしか 話すことが無いのは、マイナスにしかなりません。 かつてプロレスラーのザ・デストロイヤー氏が 「プロレスラーにとって一番重要なものは
最近何かで目にした文字列、だった気がするのですが 「パスとかコスパの悪い技法は使わず・・」 みたいなもの。 まあ、技法に対してコストのような考えを取り入れるなら マジック道具なんて、破損のリスクが高いので コスパ悪いっすよ、と言いたくなる性分です (マジック道具を売っている事なんて、棚に上げまくったうえで) 昨今、色々とコスパやタイパと言った言葉を見たり 聞いたりが多くなっていると思います。 「そうでもないけど?」という方もいるでしょうが 何せ、牛丼の松屋のモバイルオーダ
毎度おなじみ、レストランマジック研究所小林です。 さて今回は「Out to Lunch」に関して。 今までも何回か、この原理に関してのトリックを 考えてきたりしていました。 正確に言えば、自分で考えるよりも、文献に 目を通すって感じかと思いますが。 まず、このタイトルの面白さなのですが 日本語にしたら「お昼に出ています」ってことで きわめて日常的な言葉のようです。 で、マーケットに売り出されたのは、1940年代のようで ロープを上がって行っている子供が描かれている カー
毎度おなじみ、レストランマジック研究所小林です。 私こう見えても(どう見えていえる?) インビジブルスレッドには慣れておりまして。 (どこかで読んだぞ、この入り) 周りの人があまりスレッドを活用してないときから 使って来て、今でも使っているので 結構長いこと、このマテリアルで遊んでおります。 なので、その辺の事に関しても、記事として 既にNOTEでも書いてきたかと思いますが もう少し踏み込んでいきたいと思っております。 さて、昨今日本では素晴らしいITRが立て続けに リ
以前のNOTEの記事にも、武術家の方のyoutubeを 張り付けていたと思いますが 今回も、その手の方の動画から学んだ事柄です。 若いうちのマジシャンなんて、現象詰め込んで 倍速で演じているような状態になったりします。 僕自身もそうだったので、その当時マジックを見てくれた お客様には、負担をかけたなあ、と。 自身のクロックサイクルと違うリズムのものを 適格に理解しようとしたら、そりゃあ負担がかかりますので その上、お酒飲んでいたりしたら、もう大変でしょう。 そうだったん
毎度おなじみ、レストランマジック研究所 小林です。 以前にご紹介した本で ヘックラーの扱い方というものがあります。 ケイス・フィールズさんでいいのかな? この方は、パフォーマンスに関しての本を 何冊か出されている方です。 砕けた文体の本が多いので、読んでいて面白いと思いますから 名前買いしてみてもいいと思います。 さて、今回はその方の本で 「演技をよくする50の方法」 というものがありまして、そこから少し。 この本の中では、かなり自分及び自分の商品 などの紹介が入って
毎度おなじみ、レストランマジック研究所 小林洋介です。 今は、研究所で出しているコロンビニノートも それなりの数になってきたので 僕のリリースしている翻訳の本は、そのあたりのもの ってイメージが強いかもしれません。 ただ、東京堂出版さんからの本もお手伝いさせていただいた 事もありまして、商業出版?の経験も。 残念ながら大して売れる分野の本ではないので 東京堂さんの利益のお手伝いをするのは 非常に難しいんですけどね。 ちなみに、東京堂出版って、地図と辞書の出版社として
毎度おなじみ、小林です。 基本的に僕の主戦場はクロースアップのサイズであり お客さんが手を伸ばせば、僕の体に触れられるくらいの 距離感です。 もちろん、もっと大きなサイズ感で演じることもありますが それは少ない状況です。 なので、自分のレパートリーにするものは 大抵は至近距離で効果を発揮するものになってきます。 これ、扱うアイテムのサイズ感だけではなく 現象の重さのような部分も関わってくると思っています。 確か、ポン太 the スミス氏がスピーカーズの中で ちょっと触れ
毎度おなじみ、レストランマジック研究所小林です。 小林は、大学で化学を専攻し、まあ何とか卒業をしておりますので 自然科学の分野において学位を持っているわけです。 大学卒業をした人でさえ、科学の分野として 「人文科学」「社会科学」「自然科学」の3つがあるという事を 知らない? 意識してない? 方もいる事でしょう。 そんなこと、何の役にもたたないからと言えばそれまでで とはいえ、大学卒業程度の学業を修めているなら 分かっておいて欲しいとも思いますが。 (多分、ここは受験屋とし