デジタルノマドとは?自由な働き方とメンタルへの影響
「そうだ、明日はブダペストで仕事をしよう」
ベルリンに住んでいた時、
私はノマドフリーライターでした。
明日の行き先を気軽に決めて
電車に乗って飛行機に乗って
違う国に降り立ち、
気になるカフェを見つけては
そこで仕事をして、
その日のうちに家に帰る。
そんなことを月に数回は繰り返して
行きたいところに行くという生活を
送っていました。
「旅をしながら働く」
そう。
このような生活を世間では
「ノマド」
と呼びます。
今日は
✅私がノマドになった経緯
✅ノマド生活の実態
✅メンタルへの影響
について実体験に基づいて
考察していきます。
後半には重要なお知らせもあるので
ぜひ目を通していただけると嬉しいです。
ノマドの語源は?
「ノマド」という言葉は
耳にしたことがある人も多いのではないでしょうか。
実は、この言葉には興味深い歴史があります。
古代から続く移動型の生活様式を指す言葉が、
現代の新しい働き方を表現する
キーワードとして蘇ったのです。✨
現代のノマドは、
主にデジタルツールを活用して、
場所を問わず仕事をする人々を指します。
わたしがノマドになるまで
私がノマドになったきっかけは、
Twitter(現X)で出会った友人の一言でした。
私はそれまで、教員としてや
オンライン英会話講師として働いていて
PC1台で海外に滞在しつつ働いてる友人に
憧れはあったものの
「自分には無理だ」
なんとなくそんな気がして
挑戦することもしていませんでした。
時は2019年。
私はドイツのワーホリで旅立つ直前で
実は日本語講師+日本舞踊講師で
ベルリンで起業する予定でした。
しかし、収入は見込めず
教員時代の貯金も少しずつ減っていくのみ。
まずはバイトかなぁ、と考えていた時に
ライターとしてPC1台で
生計を立てている友人と
ランチに行く機会がありました。
お金のことなので、
なんとなく聞きにくいことだったのですが
勇気を出してどうやって生活をしているのか聞くと
友人はライティングだけで生きていると
教えてくれました。
そして…
「やってみれば?
多分本気でやれば月5万は行くよ〜」
そう言って背中を押してくれたのです。
私は単純なので
「そうなんだ!!!」
と信じてそのまま言われた通りに実践。
あと、あまりにあっさり言われたので
「多分、本当に誰でもできるんだな」
と思い込んだままやり切ったのが
よかったのかもしれません。
なんと2週間で収益が発生し、
翌月には5万円
その翌月には10万円
と、着実に収益を増やしていったのです。
その友人の一言がなければ
私はきっと挑戦もしていませんでした。
しかし、結果的に私はそのまま
PC1台でフリーライターとなり
結果的にいきたいところに行けるようになり
「ノマド」という働き方を実現したのです。
ノマドワークがもたらす自由
ノマドワークの魅力は、
なんといっても「自由」です。
でも、この「自由」には、
いくつかの側面があります。
場所の自由 🌎
✅おしゃれなカフェで
✅コワーキングスペースで
✅落ち着く自宅で
どこでも働くことができる
「場所の自由」を
てにする事ができます。
これらの選択肢があることで、
その日の気分や仕事の内容に応じて、
最適な環境を選べるようになりました。
「オフィス」という概念から解放されることで、
創造性が高まるのを感じました。
時間の自由 ⏰
✅自分の集中力が高い時間帯に仕事
✅急な予定にも柔軟に対応
✅生活リズムに合わせた働き方
特に、朝型・夜型に関係なく、
自分のベストな時間に仕事ができるのは大きなメリットです。
私は朝型なので
午前中にできるだけ仕事を仕上げて
午後は休憩しつつ積み重ね、
夜には飲みに行けるようにしていました。
この時間の自由により、
仕事の効率が格段に上がりました。
自分の生活リズムに合わせて
仕事ができることは、
生産性の向上に大きく貢献しています。
ちなみに、教員時代一番ハードだった時期は…
こんな感じの鬼ハード生活でした。
教員の方ならわかると思うんですが
生徒対応や部活動をやっていると
授業研究なんて勤務時間内に
終わらないですよね?😅
ストレスでものすごく太った1年間でした。
ライターになってからの
ベルリンでの基本的な一日は…
好きなことを好きにやっても
実は上の鬼ハード生活よりも
稼いでいました。
時間が自由で、
効率的に働けるようになると
人は想像以上の能力を
発揮できるのかもしれません。
メンタルへの影響
このノマド生活が
私のメンタルヘルスに与えた影響は、
予想以上に大きいものでした。
そもそも私は、
2019年の1月に
適応障害で教員を退職しています。
退職後はイタリアでのリトリートと
カナダでの半年間のワーホリ
石垣島でのデトックスタイムを経て
やっとメンタルが元に戻ったところでした。
そのため、基本的には
「普通より少しメンタル弱い人」
だと思って読み進めてください。(笑)
ポジティブな変化 🌟
【ストレスの軽減】
通勤ストレスからの解放
人間関係の距離感を自分でコントロール
環境を選べる安心感
これらの変化により、
朝の目覚めが楽しみになり🌱
日々のエネルギーレベルが向上したのを感じました。
忙しかった日本での日々では
朝ごはんは通勤の車の中で
なんとか済ませることが多かったです。
ベルリンでは朝ごはんの準備にこだわり
毎日きちんとテーブルをセットして
こだわりの朝ごはんを食べていました✨
朝が楽しみになるって
本当に幸せな感覚です。
【自己肯定感の向上】
自己管理能力の成長
達成感を得やすい
主体的な決定による充実感
「自分、できる女っぽい」
そう感じられるようになったことで
仕事への意欲や新しいチャレンジへの
意欲を高めてくれました。
日本を去った時
私は小学校の教育現場で
他の職員と保護者からのいじめにあっていました。
どん底に落ちた自己肯定感を
また再び持ち上げてくれたのは
この働き方だったと思います。
注意が必要な点 ⚠️
しかし、自由な働き方には課題もあります。
私が課題だと思った点は以下の通りです。
⚠️孤独を感じやすい
⚠️仕事とプライベートの境界があいまい
⚠️自己管理の責任が重い
仕事が忙しいときには
やはり作業のために缶詰状態になります。
孤独を感じないように、
できるだけ友人と会うようにはしていましたが
やはり誰にも会わない期間というのもあり
難しさを感じたこともありました。
頑張れば頑張った分、
報酬につながるというのも
実は危険な点だと思っています。
頑張れば、その分、収益が増える。
そのため、頑張り屋さんは
頑張りすぎちゃう事があります。
結果的に、
それまでの仕事よりも働く時間が増えて
自由になれたはずなのに
自由な時間がない、
という状況に陥ります。
私は2020年に月商100万を達成したのですが
働きすぎて感情を失いかけたので
翌月は仕事量を一旦4分の1まで減らし
1ヶ月のホリデーに出かけました。
(実はその時に今の夫に出会いました)
また、すべて自己管理で自己責任なので
少し体調を崩してしまって納品できず
謝罪をして契約終了になったこともあります。
フリーランスとしては一大事です。
こう言ったところの不安定さも
注意点のひとつだと言えるでしょう。
成功のための準備と心構え
ノマドワークを始める前に、いくつか準備しておくと良いポイントがあります。
必要な準備 🎯
私の経験から、以下の3つの側面での準備が特に重要だと感じています。
【スキル面】
✅オンラインコミュニケーション力
✅時間管理能力
✅専門スキルの強化
これらのスキルは、
徐々に磨いていけばOKです。
最初から完璧である必要はありません。
「自分が何を専門にしたいのか」
は、早めに決めたほうが
その後の仕事の取り方に関わるので
いいかもしれませんね。
【環境面】
安定したネット環境
作業場所の確保
必要な機材の準備
環境面の準備は、
仕事の効率と質に直結するので、
特に慎重に検討する必要があります。
引っ越しで一時期ネットが使えなかった際、
近くのショッピングモールに入り浸って
Wifiをお借りして作業を進めるという
とても非効率的なことをしていたので…
ネット環境は本当に、超重要です。
【メンタル面】
✅自己管理の習慣づけ
✅サポートコミュニティへの参加
✅家族や友人の理解
メンタル面の準備は
時間をかけて丁寧に行うことをお勧めします。
特に、周囲の理解を得ることは、
継続的な成功の鍵となります。
また、お気に入りの作業ができるカフェや
部屋の環境づくりも重要です!
雰囲気作りから、入っていきましょう。
これからのノマドワーク
ここまで読んでいただき、
本当にありがとうございます。
「この人いきなりなんでノマドの話?」
そう思われたかもしれません😅
実は、昨年の11月末に、
2025年4月の起業を決めたのですが
「英語✖️メンタルケア」で
私が提供できる内容を悩みに悩み、
「人生を変える経験」を提供する
そんな活動がしたいというのが
私の軸なのですが
それで何を提供できるのか?
と、そこからさらに一歩踏み込んで考えて
「人生を変える経験」にはやはり旅だ!
ということで、
英語は旅のためのツールであり
旅をすることや
そのために英語を学ぶことで
メンタルに変化をもたらす。
そのような内容で
少しずつ提供内容を調整していたところ
旅や英会話のサポートだけでなく
旅しながら働ける方法も
お伝えしたほうがいいのではないか?
と、気づきました。そして…
あれ?
それって私がやってきたことを
そのまま伝えることで役に立てる
チャンスでは!?
と、結論が出たのでした。
「ノマド」という言葉を推したい
わけではありませんが。
「自由に好きなところで働けて」
「好きなときに旅に出られる」
そんな情報を私は持っている。
それを伝えないでどうする!?
と、いうことで少しだけ
路線を変更したような内容でお届けしています。
現在、海外に行きたい方へのロードマップを
全力で作成しておりまして、
動画講座も来月リリース予定です!✨
最初に書いてあった
「重要なお知らせ」
というのはこのことでした。
また、メンバーシップに関しましては
方向性の調整につき
運営が難しくなったことから
現在休止とさせていただいております。
興味を持っていただいていた方には
必ず今後、還元できるような情報を
提供できるようになってから
また再開させていただきたいと思います。
今は、私が提供できる価値を見定めて
提供していくところから始めます。
自分の知識が誰かの役に立つなら
一生懸命努力してきたことが
さらに他の誰かの命を救うなら
やるしかないじゃないか!
ということで、
現在準備中です。
もし興味がある方は、
LINEの友達登録をして
待っていてくださいね❤️(急な宣伝)
登録はこちら↓
たまに、
無料プレゼントも届きます。
話を戻して…
ノマドワークは、
もはや一時的なトレンドではありません。
これからの働き方の
「スタンダード」
になっていく可能性もあります。
テクノロジーの発展とともに、
ノマドワークの可能性は
さらに広がっていくと考えられます 🚀
✅より多様な職種への広がり
✅テクノロジーの進化による可能性の拡大
✅コミュニティの発展と深化
これらの変化は、
私たちの働き方をより豊かで
柔軟なものにしていくでしょう。
特に、バーチャルリアリティやAIの発展により、
物理的な制約がさらに少なくなることが
期待されます。
これから始める方へ
最後に、
ノマドワークに興味をお持ちの方へ、
経験者としてのアドバイスを共有させてください。
1️⃣一気に始める必要はありません
✅まずは副業から
✅週1回くらいのペースで
✅少しずつできる範囲を広げる
このように段階的に進めることで、
自分に合ったペースで
新しい働き方に慣れていくことができます。
2️⃣自分なりの働き方を見つけましょう
✅他人の成功例にとらわれすぎない
✅試行錯誤を楽しむ
✅自分に合ったペースを大切に
これらの要素は、
持続可能なノマドワークを実現する上で
非常に重要です。
特に、ネットやSNS上では
成功者の例を多く見ることになりますが
その例にとらわれすぎないことが大切です。
人は一人一人違います。
成功者の実績をそのまま真似ても
全く同じ結果が出ることは、
ほぼ確実にありません。
しかし、
あなたにはあなたのできることが
必ずあるはずです!
ノマドワークは、
私たちに新しい可能性を提供してくれます。
でも、それは決して
「楽な道」ではないかもしれません。
自由には責任が伴いますが、
その分だけ大きな成長と
充実感を得られる働き方だと
私は確信しています。✨
みなさんも、
自分らしい働き方を
見つける旅に出てみませんか?
最後まで読んでいただき
ありがとうございました!
AMY