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リゾートワーク部の奄美大島レポート~2022年4月版
先日放送された日本テレビ系列「笑ってコラえて!」。
8年ぶりに復活した企画「吹奏楽の旅」では、大編成部門(最大50人)に異例の13人という超少人数で挑戦し、九州代表として全国大会に出場し見事銀賞を受賞した、奄美市立朝日中学校が登場。
昨年の受賞時にひきつづき、島で話題となりました(奄美群島の学校が全国大会に出場するのは44年ぶりだったそうです)。
ちなみに、13人という超少人数で大編成向けの課題曲に挑むと、そもそも楽器が足りない、普通あり得ないくらい休みがない・・・といった事態が起こるようで、離島のハンデだけでなく小編成だからこそ起こる課題もクリアしての全国大会だったのだと、あらためてそのすごさを実感したりもしました・・・。
地元の商店街で演奏していた時に何気なく聞き流してホントすみませんでした・・・。
今回はそんな4月の奄美大島のトピックをいくつかお届けします!
サンガツサンチの浜下れ!
奄美群島では旧暦の3月3日(サンガツサンチ)に、初節句を迎える赤ちゃんの足を海水に浸して健やかな成長を願う、浜下れという行事が行われます。
だいたいこんな感じで、行事のタイミングの海岸は海水の冷たさと波にびっくりしている赤ちゃんたちの泣き声があちらこちらから聞こえてくることに・・・。
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ちなみにこのタイミングが海開きとなり、安全祈願などもこの日に行われます。が、まだ海水温は低いので、「海開きもうしてるってよ!」と勢いよく海に飛び込んだりすると水は冷たいし海から上がったら風が寒いし・・・と、大変な場合も。天気や気温を見極めてお楽しみください(笑)。
ザトウクジラ、2022年は過去最大の出現数!
奄美クジラ・イルカ協会によると、奄美大島近海における出現が確認できたクジラの数は1,750頭と、前年比1.6倍だったそうです。
ちなみに2022年シーズンは2021年12月上旬に初確認され、1月上旬から本格的に出現。なかには海岸に漂着してしまうという悲しいケースもあり、これはこれでニュースになりました・・・。
クジラは冬を暖かい南の海で過ごし出産や子育てを行い、夏は北の海で餌を食べて過ごすと言われています。奄美大島近海への来遊のピークは(2022年シーズンの場合)2月中旬から下旬。1月から2月にかけて南下、3月になると北上していく・・・という動きをしているようです。
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最近では奄美大島でもホエールウォッチングやホエールスイムができるツアーの実施数も増えています(クジラにできるだけ悪影響が出ないよう配慮して行っているようです)。
ホエールウォッチングができる季節は奄美大島は閑散期にあたるため来島や観光がしやすい時期でもあります。夏の島を楽しむだけではなく、冬の島の魅力とクジラを探しに来るのもおすすめです(ただし曇りがちなので南国らしい天気が体感できないかもしれないことは覚悟の上でお越しください)。
クルーズ船、コロナ感染拡大以降初の寄港
4月12日に「にっぽん丸」、4月15日には「ぱしふぃっくびいなす」と、大型クルーズ船が奄美大島(名瀬港)に寄港したのも、島内では話題となりました。
以前には国内だけでなく、台湾などからのクルーズ船も訪れていた奄美大島ですが、コロナ禍の影響により2020年2月を最後にクルーズ船の寄港はなく、2年以上経過。久しぶりの、そして世界自然遺産登録後、初めてのクルーズ船寄港となりました。
もちろん、まだまだ新型コロナウイルスの影響が大きい中、警戒感が強い環境ではありますが、世界自然遺産登録を契機に、観光需要が高まることを期待していた地元の関係者の方々にとっては小さくとも重要な前進であることは間違いありません。
以上、今後ぜひどんどん観光に来ていただければと(それができる情勢になればと)願う奄美大島リゾートワーク部からのレポートでした!
奄美大島に遊びに行きたいぞ!という心優しい方はぜひ、スキやシェアをお願いします・・・!