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喜怒哀楽の極みである曲、Chaconne in D Minor
Chaconne in D Minor
それは、喜怒哀楽のどのニュアンスも含めた、傑作の傑作!
バッハの、めっちゃ有名な曲であり、僕の心に深く響く曲でもあります!
当時妻を失って、その悲しみを表現するためにバッハが書いた曲です。
^紹介文の読み上げ
一番好きな部分は10:44-11:07です!
この楽節はもう…神です。イメージは死ぬほど夢を追いかける者の表現。
10:51まではまだ走り出した感じ、晴れた日にみたいな。誰もがうまくやっていける状況。
しかし、10:51以後は嵐の始まりで、魂を試す試練の三つが始まる。ここからは大抵の人が落ちますね。
そして、最後の試練、いわばその心を最大限に引き裂こうとする減三和音さえ乗り越えられる人など、人類の0.01%なんじゃないかっと思う、僕は。
しかし、そういうものに限って、決して他の誰でも見れない、想像すらしがたい美しい世界が目に入る。それが、トリルで先導する解決。美味で壮絶。
何回も心が折れそうな日にこれを聞いて、泣けたんだね……
で、実はこれ、カバーなんだけど、原曲は本来バイオリンのソロ楽曲です。
同じ部分、9:39 - 10:04、ご覧ください!名演の名演です!
ピアノとバイオリンの比べ
この楽節ではバイオリンのほうがずっと息苦しさを感じれますね……
嵐が始まると、ピアノでは表現できない、弓の始まりの部分を強く推すことで、唸り声のようなエフェクトができる。
しかしまた、ピアノのほうが9:00-9:34の楽節の、9:24から、強く打っているような心の音が伝わると思う。パワー感なら完全にバイオリンを勝んだね。
そしてこの部分はなんと切ない、切願の表現だ。ただの五度圏でここまで悲しみを絞り出す書き方、閃きすぎる。
ブラームス大先生からのコメント
僕が一番好きな作曲家であるブラームスもまた、愛するクララ・シューマンへの手紙で、こう書いた。
「バッハはバイオりんというちっぽけな楽器一つで、人が知りえるどの感情の深みまでたどって見せた…… もしこの曲を僕でも構想できたら、きっとワクワクで恐ろしいほど壮大な体験で、頭がいかれたんであろう……」
時間あればぜひ全曲聞いてくださいませ!とても書ききれないほど深くて、長い作品です!よろしく!