感性の透明度
私がUVレジンクリエイターとして活動するきっかけとなったのは、なんと持病である自己免疫疾患のリハビリだった。
自分が楽しいと感じる事を日々行い決して手放さない事で、免疫力の活性化も狙っての事だ。
地元の町興しの為のイベントを初めとし、ヨコハマハンドメイドマルシェ、東京デザインフェスタ等への出店経験を経て、現在は、作品のご購入者様にもなるべく余分な手数料のかからない形でのネット販売を基本とし、様々な方に作品を親しんでいただいている。
感性の透明度をそこなわないよう、そこだけは何があっても大切に守って来たものを、作品を通して皆様にお届けしたいと思うと共に、難病を抱えているという面では、そこからおかしな特別感が生まれてしまわないようにと日々模索する。
持病の事を公開するかしないかという問題では無く、それには実績は勿論の事、作品のクオリティー、そして製作のペース等を常に追求し続ける事だと感じる。
作品には自分自身が投影されると聞いた事があるけれど、確かに、自分の感性を作品1つ1つに閉じ込めるように創り上げている。
目にした方の心に響く作品作りに常に取り組んでいたいと思う。