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panda_124:迎合しない

 理不尽な上司や学校の先生に、むりやり認めてもらう必要はない。
 市場価値の高い人間になればいい。
 より大きな共同体で考えればいいのだ。

小倉広『アルフレッド・アドラー人生に革命が起きる100の言葉』より

 理不尽な上司の姿勢や言動にモヤモヤした気持ちを抱いていた時、本当は無視してしまいたいとも思っていた一方で、如何せん「評価権」と「人事権」を握っているため、真っ向から対立・反抗するのも…と悶々としていたことがある。

 その時に、アドラーの言葉には自信をもらった。アドラーは「迷ったときにはより大きな共同体の声を聞け」という主旨の主張をしている。理不尽な上司単体よりも組織全体、または教育界全体、そして市民社会全体の声に耳を傾けることが必要だとあらためて感じさせられた。

 判断に迷った時の「指針」を手に入れることができた。理不尽な上司には認められなくても、評価されなくても、安易に迎合せずに、より大きな共同体にとって利益になるような選択・判断をしていけば、自分に自信を持つことができるだろう。

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