panda_41:陰口を言われても、嫌われても…
有名なので知っている人も多いと思いますが…
「ニーバーの祈り」で知られる言葉です。『7つの習慣』や『嫌われる勇気』でも引用されていた記憶があります。
「変えることのできるものを変えるための」勇気
「変えることのできないものを受けいれる」思慮深さ
「変えることのできるものと変えられないものを識別する」知恵
私たちが怒りの感情に振り回されたり、ストレスに苦しんだりするとき、大抵ここで言う「勇気、思慮深さ、知恵」が不足しているのだと思う。
自分自身も、どうしようもないことや変えようがないものを「どうにかしたい」「変えたい」と思うときに、イライラしてストレスを溜めてしまう気がする。
彼の詩は、アドラーの「課題の分離」を体現している。
アドラーも「陰口を言われても、嫌われても、あなたが気にすることはない。『相手があなたをどう感じるか』は相手の課題なのだから」と指摘している。
今日も陰口を言われている(かもしれない)
あの人に嫌われている(かもしれない)
と、疑心暗鬼に陥ってしまい、勝手に落ちこんでしまうことが多い。「課題の分離」は常に意識しているつもりでも、、、。
「過去と他人は変えられない」
何度書物を読み、何度言い聞かされたかはわからないほどに頭には叩き込まれている。だけど、これを腹落ちさせて行動に移すのは、本当に難しい。
心の安寧を保つためにも、ここで示した詩や言葉たちを「心の処方箋」にして、何度も何度でも見返したいと思う。