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PERFUME

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香りの正直なレビューを記録しています。素人レビューご了承下さい。
香りのレビューはマガジン1冊にまとめて随時更新予定。記事を単体で購入するよりはるかにお得。できる限…
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香りのレビューが役立つとき

トップからラストまで 全てが心地よいものだけを揃えたい。 ひとつひとつお気に入りで構成される 香水コレクション。 香りのワードローブを整える段階で 所感などをメモしていたものが大変役立った。 香りの持続時間、強さ、印象に残る構成要素などをメモし独断と偏見まみれの評価をつけていた。 ダブりや似ている香りを絞り込むのにそれがとても役立ったのだ。 様々な香りを試香していると 「どんな香りだったか思い出せない」 という経験がある方も多いのではないだろうか。 香水の名前とそ

香りのワードローブ①ネロリの香水

画像元←ネロリ精油の効用について学べるから後で読む。 日常的にネロリの香りに癒されているので、最初の愛用香水はネロリの香りから紹介したいと思う。感情面に与える影響がなかなか大きいので、最近の自分はネロリなしには生きていけない。ネロリの香りに惹かれて続けて、気がつけばネロリのことを想っているので、これはもう恋に違いない。もはやネロリに会いに原産国チュニジア*へ飛びたい。 *チュニジア…ローマ遺跡が残る地中海に面した北アフリカの国。画像は白とブルーが美しい地中海沿岸の街、シデ

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香りのワードローブ③ローズの香り

5月なのでお気に入りのローズ香水をご紹介したい。ローズ・ド・メイと呼ばれる5月にだけ収穫される稀少なバラがある。約300個の花からわずか1滴の精油しか抽出できないといわれている。今回ご紹介する香りはローズ・ド・メイに限らないのだが、筆者はこの時期のみずみずしいローズの香りが大好きだ。 ローズの香りはその美容効果から必ず1本は持っておきたい香り。しかし、頭痛を起こさないローズ香水に出会うのがなかなか難しく、これまでも様々な香りを試しては一喜一憂をくりかえしてきた。 ローズ香

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キリアン―Kilian Fragrance Reviews

香水においてある程度の価格を超えると大きなはずれは滅多にひかないといわれている(注:滅多に)。キリアンもそう思わせてくれるブランドのひとつだった。香りの濃度については香水好きも納得の芳香力。 試香した作品はカリス・ベッカー氏の調香が多い。自分はコロン並の軽さを求めがちなので、手に入れた作品も結局全て手放してしまった。

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フレデリックマル―FREDERIC MALLE Fragrance Reviews

画像元:日経スタイル ボトル前面に調香師の名前をのせる、「香りの出版社」フレデリックマル。名だたる調香師をそろえ唯一無二の芸術を世に送り出すブランド。個人的にはなかなか癖の強い作品が多いと思う。キリアンと同じくエスティーローダーグループ。

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香りのワードローブ②バニラの香水

寒くなると恋しくなる香りの代表格は常にバニラである。前回ネロリの記事を投稿して随分と時間が経ってしまったが、マイ・ベスト・バニラ香水が1本に絞れたのでまとめておきたい。 ▼前回のネロリ記事はこちら 10代の頃と比べ20代以降で好んで使うバニラ香は、明らかに風貌が変わったのを感じる。ローラメルシエのアンバーバニラなどの甘い香りはすっかり好みではなくなったのだが、これは!と思う心地よさを体験をしたバニラ香水を紹介したい。

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ディオール―Dior Fragrance Reviews

ディオールで最初に出会ったのはタンドゥルプワゾンという緑色の香水。小学生ぐらいの頃だろうか、母の買い物に付き合ったデパートで出会った。スプレー口から香りをかいで「何て良い香りだろう!」と。 タンドゥルプワゾンは現在廃盤になっているのでなかなか嗅げないが、今でも好きな方が多い香りのようだ。 初めて手に入れた香りはオーデドルチェビータ。手に取ったその日からすっかり心を掴まれている。残念ながらこちらも現在手に入れることが困難。 ラ コレクションプリヴェ クリスチャンディオールは

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ゲラン―Guerlain Fragrance Reviews

自分の最初の香りはシャネルで・・・!と決めていたのに、惹きつけられるように手にしていたのはイディールのオーデトワレだった。購入後はしばらくイディールだけを愛でて愛用。そのくらい満足感のある香水で、自分にとっては特別だった。女性のヒールを表現しているボトル形状など、愛でるには飽きない作品でもあった。 最初の香りがゲランだったので、試香購入数が現在1番多いのがゲランの作品。クラシックラインでは年を重ねたらこういう香りを纏える女性になりたいと思わされる作品が多い。 Les Eau

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ジョーマローン―Jo Malone London Fragrance Reviews

重ねづけの代表ブランド、ジョーマローン。実際香りを試してみたら、単体でも好きだと思える香りが多かった。 ブランドの代表的な香りはライムバジル&マンダリン。全作品コロンといえど香りの強さはオーデトワレ以上のものばかりだ。 2006年以降はエスティーローダーグループに売却され、その後ジョーマローン本人はJO LOVES(ジョーラブズ)というブランドを立ち上げている。海外レビューによるとジョーラブズではポメロという香りが有名らしい。 2020年はザラエモーションズコレクションバ

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エルメス―Hermes Fragrance Reviews

比較的男女兼用の香りが多いように感じるエルメス。エルメス専属調香師がジャン‐クロード・エレナ氏の頃、それはそれは熱中して香りを集めていた。 きっかけは頂いたサンプルのエルメッセンス。ポワーブルサマルカンドとアンブルナルギレだった。これまでの香水イメージとは違った寄り添うような心地よさにはまり、その後様々なエルメスの香りを買っては試していくことになる。 エルメスの専属調香師がクリスティーヌ・ナジェルさんになってからの作品は手持ちにはあまりなかったのだが、ギャロップドゥエルメ

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シャネル―CHANEL Fragrance Reviews

シャネルの香水には何かと思い入れがある。 祖母も母も5番や19番を持っていたのでこれらの香りはものごころついた頃から知る香りだった。 自分は特にココ、オーデパルファンに思い入れがある。 背伸びして肌のせしたファーストフレグランスがこの作品で、オリエンタル香調が好きだと知るきっかけとなった。 初めての香水は絶対シャネルがいい…!高校時代はそう思い、いつかシャネルの香水を自分にプレゼントすることを誓っていた。 万人から愛される可愛らしい甘さを纏いたい時期。あの時の自分に贈るなら

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ジェイセント―J-Scent Fragrance Reviews

画像:J-Scent公式Twitter(J-Scent公式) 海外ブランドに劣らないクオリティで日本人好みの香りが体験できる日本ブランド。和をコンセプトに作られたコレクションは、日本の美意識を感じる作品が揃う。試香を重ねると、日本人だけでなく海外の方にも試してみて欲しくなる香りがいくつもあった。作品は全てオードパルファン。持ち運び用にはパフュームオイルが便利だ。 香水がほしい!と思った日本人に推したくなる優秀ブランド。

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香料の安全性について

「かずのすけ」さんという化粧品評論家の書籍に書いてあったことをまとめておきたいと思う。

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ナルシソロドリゲス―Narciso Rodriguez Fragrance Reviews

ナルシソロドリゲスはゲランのイディールに似ている香りがあるという口コミを見て気になっていたブランド。最近はどの香水も肌のせしないで香りを楽しんでいるので、肌のせなしの試香のみが多い。

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