『笑うマトリョーシカ』最終回

  • 「羽生は首相公選制に消極的だった」そう?諸橋を牽制してニッコリ笑ってた気が

  • 「やっと信頼できる同志を見つけたかもしれません」これが清家の手口なんじゃないのか、この人を助けられるのは自分だけ!って思わせる

  • 清家は代議士になった直後から和田島と交遊があった 悲願には書いてない

  • 殺人教唆で諸橋を逮捕、までいくんだ。怖いな現役大物政治家がさつじんってさあ

  • 櫻井の表情がうっすらと、でもどんどん変わっていくの凄いな

  • 清家は証拠の存在は知っていたけど在り処はわからなかったってことか

  • でも和田島は誰かの言いなりじゃなかったっけ?

  • 「父は僕をコントロールしようとしなかったんです」「父はハヌッセンなんかじゃない、僕の理解者であり、同志」そうか、人に操られる才能に長けている、虚しさを抱えた人間同士なんだね

  • 「ほんとうの自分がわからないんです だからあなたに近づいたんです あなたなら生身の私を 曇りのない目で見極めてくれると思ったから」「BG株事件の証拠 そんなもの僕にはどうでもいいんです」

  • 「そう 決めつけた〜(吐息)」

  • 「見くびるな です」

  • 「僕には 明確な意志など 何もないから」

  • 「僕には僕がわからない でもだからといって 見くびられたくないんですよ」

  • 確かに酷かったもんな清家の周りの奴等、鈴木も美和子も浩子もたぶんババアも、自分の恨みや野望を勝手に清家に乗せるだけでさ

  • 佐々木も清家をモノ扱いして鈴木をけしかけてたけど別に粛清されなかったな、小物だったのかしら

  • 「あの時こそ冷静でしたよ」感情を出してる、と鈴木が言った時こそが。いつもにこやかな自分が感情的になるのは大きなカードだ、と浩子に教えられていたから

  • 見くびられたくない、ってだけでこの国のトップに立とうとしたのか、と訊く道上に「でも最近わかってきたことがあるんです 権力は 蜜の味がするって言うか……」

  • 「偽物は ここまで出世することは絶対にありません」「意志を持った操り人形は人の言うことを取捨選択して」

  • 「こんな僕を理解しようと立ち向かってきてくれるのはあなたしかいないから」

  • 「清家さん私はあなたを知ろうとすることを諦めません それがあなたを救うことになると信じて」 いい台詞だ 結局人はお互いを決めつけるのではなく、知ろうとすることでしか交われない

  • 道上を追い出し、急いでマトリョーシカを元通りにする清家 まるで自分の殻を覆うように

  • そして涙を流す清家 よかった 道上との会話は彼の救いになったよ

  • 最後清家の回想。こどもを外界から遮断して育てていたのか、だめだめじゃん。操り人形としての才能をブラッシュアップしたのは愛着形成不全の育ちだったのか

  • まあこれも「ひどい育ちが連鎖する」話ですよね



  • でもたとえばそのへんの二世政治家だってこんなもんなんじゃないの?自分を政治家にしようとする周りの人の言うこと聞いて、政治理念なんかオヤジの受け売りでデビューしたりするもんなんじゃないの?そうしてその時々で周りといちばん調整のつく道筋を堂々とプレゼンしてさ

  • そうすると何が「自分のやりたいこと」なんだよ

  • 一般大衆だって往々にしてこういう生き方してるとは思うが、特に政治家には気を付けなきゃいけないな

  • やつらには権力があるんだから


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