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タクシードライバー同士って敵と味方どっちなの?

お久しぶりです。生きていますが、最近色々あったので直近の独り言を書いてみました。先入れ後出しとも、スタックとも、FILO(First In Last Out)とも、ですね。突然何の話なんだとか、これまでなにやってたんだとかはおいおい記事にしたいし、するつもりですが、とりあえずとにかく直近の独り言を投稿させてください。

センター研修にて思ったことを以下に書き記します。
風呂で考えて風呂上りに書いたので内容はいつも通りごちゃごちゃです。

運転手となる人は必ず受ける4日間の研修である。最終日に行われる地理試験は東京においては難関であると話題である。

初日、大学の一般的な講義室に近い広さ(100人前後キャパ)の椅子が参加者でほぼ埋まった。最年少でも25歳程度で、半分以上は30後半から40代のオッサンである。女性は3人のみ。

同じ会社の同期もいるが、当然ながらそれ以外は他の会社の社員である。そもそも新卒と異なり転職での入社なので、同期も3人しかいない。(それでも同時期入社が3人いるのはすごいと思うが。)

ここで重要なのが、部屋に詰められるこの大量のオッサンは、果たして敵なのか、味方なのかということである。
敵でも味方でもないというのが結論ではあるが、それをまず順番に述べる。

まず敵である可能性について、実際に過去起こっていたケースを例に挙げる。
交差点を渡った先に客が手を上げて待っているのを確認した当方は、信号待ちをしている間に左折してきた他車に客を取られたというケースだ。

営業の観点からするとこれは明確な敵であると言えるかもしれない。
このケースは実際にあった話として、筆者が教習所のオッサンに聞いた話である。ただそのオッサンはその話をする前に「昔はこんなこともよくあったんだけど」という文言の後に上記の話をしていたことから、現在では少し事情が異なっていることを推測できる。そのため、完全な敵と表現するには少し根拠が不足しており、ここではせいぜいライバルという表現が適当だろう。

次に味方である可能性について、これは根拠となる話を聞いていないので完全なる想像の話になる。

同じ社内や営業所同士だとしても、むしろだからこそ、その中で営業成績についての比較がされるのではないかという想像がある。現在の業界的には、社員にノルマを貸すケースはほぼ見られないが、営業を個々で行う性質上、どうしても比較は免れないだろう。
また、会社によっても異なるが、基本的に社員一人一人の給料は、個々人の売上に対して一定の歩合率が乗じられる。そのため個人の営業成績の良し悪しをチームプレイで補填しあうことは想定されておらず、一般企業のそれとは気色が異なる。

こうした観点を鑑みると、チームや会社・営業所としての団結や帰属意識というものも生まれにくい性質を孕んだ働き方である。社員として10年働くことで個人開業が可能になることも踏まえて、同じ組織内であっても味方とは言いにくい。

では敵の論点で述べたライバルという表現が正しいのだろうか。

筆者はこれを否定し、その結論を「我々はレジスタンスである。」とした。

レジスタンスとは権力やある組織に対しての反抗を目的とした集団である。では我々の反抗する権力や組織とはなんなのか。これについては最後に述べたい。

まずはその前に、どのように我々が反抗をするのかという、手段について述べる。
運送業・交通業界の目的とは、簡潔に言うならば人を移動させることである。その手段として我々は車を用いて、電車でもバスでも自転車でも徒歩でもない移動手段で移動したい人を、目的地まで運ぶことを求めている。
個々の細かい目的や希望はもちろん異なるだろう。例えば、月収30万以上の好待遇(この額が好待遇かどうかは別にして、業界で頻出して見られる宣伝文句になっている。)、隔日勤務による出勤回数の少なさ、接客・運転・地理・流行・言語などについてのスキル向上を求める、仕事中の同僚や上司・部下との人間関係を避けたいなどだ。
とにかく我々はモノだけではなく人を運ぶことにより、なんらかに対抗しようとして、集まっている集団なのだ。

では、最も重要な論点、「我々が反抗する権力や相手とはだれもしくは何なのか?」これは次回、というか明日の研修中にでも推敲したい。
そして今回の表題にある「タクシードライバー同士って敵と味方どっちなの?」という論点、これの筆者としての結論は「我々はレジスタンスである。」である。
こんな乱文読んでるもの好きはいないとは思うが、もしこの記事を読んでくれた現役タクシードライバーの方、あるいは現在研修中の(もしかしたら同じ研修所で研修中の)ドライバーの卵の方、これから受けようと思ってる方、まったく関係ないけど何かにつけて絡んでみたい方などいらしたら、コメントや持論やらを聞かせていただけると幸いです。



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