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2024年 出会ってよかったもの【総合】

こんにちは。
2024年内に買ってよかったもの、触れてよかった作品、etc…を残しておきます。個人の主観を含めつつ脱線もします。
2024年以降にも、どなたかの参考になりますように。
※ 作品は 致命ネタバレ回避 に善処して紹介します。


◆今年の四半期振り返り


●自作PC

アイテムだけの総額は当時で25万円くらい。パーツ選定とか構築の手間賃考えたらBTO買ったほうが絶対安い。なのだけど「自作PCを組み立てたことがある」というステータスはIT業界で過ごすうえで会話が広がってありがたい。1度しっかり調べた経験があるとCPU、GPU、メモリなどのスペックに対しても解像度が高まるバフが健康にもステータスにも良い。元を取った感覚。
配線とかは当時から多少整理しつつもグッチャグチャ。今なら0から組めばもっとうまくやれる。だけど今のところ異音も不満もなく。モンスターハンターワイルズのオープンベータテストでも問題なくプレイできて良かった。

そして既に2台目が欲しくなってきた。これが沼か…

ケースをパステルブルーにしたことに合わせて、周辺グッズも同じようになってきた。色が決まると選択肢と食指の広がりがあって良い。自作PCは良いぞ。

パステルブルーグッズ(※詳細は過去noteを)


●DualSense Edge/ガジェット

高すぎ。なのだけどその価値もある。
自作PCの流れでゲームパッドも欲しくなって2024年に購入。DualSenseと比べると背面ボタンが目に見えて上位機能なのだけど、実はそこだけでは無いことを知ってほしい。握ってるだけでテンションが上がる重量や質感の良さとか、キーコンフィグをオンメモリ(=ソフトに頼らず)変更できるとか。カスタマイズ性とか。付属してくるケースは邪魔。

グラフィックが重視されないゲームはもっぱら Steam Deck でプレイしてる勢だけど、Steam Deck も例えば ROG Ally などのポータブルゲーム機と比べて質感やボタンの感触などの言語化しづらい部分で良さがあるんです。排気が良い匂い とか。

「高額なものの質は良い」という当たり前を思い出させてくれた。こういうこと、忘れないようにしていきたい。


●Thisコミュニケーション/コミック

今でもたまに読み返してしみじみしてます。全12巻。完結済み。
「死んだタイミングから1時間前までの記憶が削除されて再生する少女たち」を指揮する主人公 vs 異生物 の作品なのですが、バトルアクションというよりは、記憶削除が絡むトリッキーな展開と、戦闘力が無限の少女達が感情面でストライキしたり手がつけられなくなるのをマネジメントしていく…という2本軸が作品の魅力に感じます。ストーリー進行に伴ってゲームチェンジは挟みつつも、このテーマは最初から最後までブレずに一貫します。

テーマも世界観も非常に面白くて広げようがいくらでもあるな?と感じさせる中、タイトル通り「コミュニケーション」に焦点を絞った作品・ストーリー展開がされていくところが、テーマを明示してもブレてしまう作品や、テーマから逸脱できずに尻すぼみになる作品…にもならず、バランスが凄いなぁと感じます。

ストーリーや描写がところどころ「?」ってなる飛躍や荒い部分をたまに感じつつも、読了後は「良いもん見たなぁ~」という感じです。テーマとかは全然違うんですが「魔人探偵脳噛ネウロ」になにか近しいものを感じました。


●ようこそ!FACT(東京S区第2支部)へ/コミック

全4巻。完結済み。『チ。-地球の運動について』の魚豊(うおと)氏の作品です。
『チ。』も良いのですが、この方、リアリティが全面に出るほうが見てて気持ち良いので現代時系列の作品の方が私は好きです。「FACT」> 「ひゃくえむ。」>「チ。」の順に好きです。全作品好きですが。
陰謀論にハマる人 がテーマというとんでもテーマです。「何者かになれない、なりたい」という感情に対して、インスタントな手法としての「他のだれも知らないこと(陰謀論)」をぶつける展開には感服です。
全4巻で起承転結感もあり、まとまった秀逸作品だと思いました。


●GitLabに学ぶ 世界最先端のリモート組織のつくりかた/書籍

最近読んだビジネス書の中でもビビッとくる内容でした。各単元が GitLab Handbook のドキュメントライティングをリスペクトして書かれていて、端的かつ明快で読みやすかったです。
内容自体は個別個別で賛否両論な部分もありますが、必要な部分以外は読み飛ばしやすい構成にもなってます。言い切ってくれるとありがたいなぁと思ったり興味深い内容もありました。「不要だと感じた会議は出なくても良いし、別の作業しながら聞いてても良いよ」とか。

取り扱ってる原文のHandbookはオープンになってるので興味あれば深堀りできる、という点も良かったです。


2024年12月 に続巻(?)も日本語販売。こちらはまだ読めてないので今年読みたい。


●プロジェクト・ヘイル・メアリー/書籍

発売は2021年。遅ればせながら2024年に読みました。面白すぎる。
SFの「面白い」って「interesting」なニュアンスがあると思うんですが、この作品は「funny」的な面白さもあるんですよ。「ヤード・ポンド法に文句を言い続ける主人公」とか。
とてつもなくでっかい規模のテーマなのですが、セクションごとに小さな小さなトライアンドエラーを描画していてわかりやすく、かつ「あるぅ~~こういうの。」っていう小さな共感が積み重なってます。
世界観も凄ければ、ディテールも細かくて没頭感が凄まじかったです。


●鏡のマジョリティア/フリーゲーム

2024年にプレイしたゲームの中でも最も印象に残ったのがこの作品。なんと無料でプレイ可能。そんなことあるのか。作品の紹介と詳細は過去記事に託します。(過去記事は下)

「言語解読✕謎解き✕カードゲーム✕パズル」ってテーマのPCゲーム。私は要素盛り盛りでなぜそのテーマ思いついた?って作品が大好物なのです。2024年では『探偵死神は誘う』も StS×論理パズル という意味のわからない挑戦でサイコーでした。ゲーム内容に関係ないところでプチ炎上してレビューは悪いですが。… 頼むからゲーム内容のレビューをしてほしい。

今年は良い意味で狂ってる作品が多かったですね。麻雀を8番出口にした『異変麻雀』も良かったです。

同じく推しておきたい「体内時計でStS」な『Clock Rogue』も 2024年では忘れられないゲームデザインでした。

『鏡のマジョリティア』に話を戻すと、それらの中でも「所見でイカレ具合を見せて」「それでいて序~中盤にゲームチェンジを見せて」「ストーリーテラーもしっかり」という完成度の高さが魅力でした。みなさんも「ロングスペラ」で苦しむ体験をぜひ。



●バルダーズ・ゲート3/デジタルゲーム

サイコーでした。
発売は2023年ですがクリアが2024年なので取り上げます。2025年時点でも定期アップデートが入っていていつでも遊べます。遊びましょう。感情のまま書きなぐっただけの単独記事書いています。

自由度の高いゲームって、どこかで「制作への信頼」が無いとやりづらさがある気がして、そこを探るのに精神が疲労して、結構苦手気味なのです。
逆パターンの2024年作品として『メタファー:リファンタジオ』がありました。アトラスの安心感、筋道が非常に分かりやすい誘導、それでいて窮屈すぎない自由度。傑作だったと思います。

ただし、2024年にプレイしたコンシューマーゲームベストを選ぶなら『バルダーズ・ゲート3』かなぁと思ってます。このゲームは「何もかもの自由を受け入れてくれる上で、単純にはズルを許してくれない。」という私が今まで体験したことのない信頼と心地よさがありました。

道中の箱をテキトーに拾っておいて積んで登って高さ有利を取る、お手軽バルダーズハック。

「こういう事できるの?」が期待通りに出来たり、2周クリアした上でも他のプレイヤーのゲームプレイを見ると「あっそんなことできるんだ」と思わせられたり。推理クエストが始まったけど分からないから関係者全員を焼いてクエストクリア!を何度繰り返したことか。

とはいえまだまだこの手のゲームは苦手意識があります。積んでしまっている『ディヴィニティ:オリジナル・シン 2 ディフィニティブエディション』や『Elin』も2025年はやりたい。


●異世界スーサイド・スクワット/アニメ

アニメオリジナル作品です。良かったですよねぇ!?周囲の評判は微妙だった。2期を期待。

アメコミの英霊達が異世界転生するぜ!っていう良くわからないノリの作品ですが、音楽良くて映像が勢いあって声優も楽しそうでハイテンションな曲をバックに武器振り回して無双する「良いんだよそれで」なワイワイした作品でした。収まりが良い全10話。だいたい毎話同じことしてます。

固有能力者が個性活かして活躍する展開、好きなんですよね。また、あんまり仲良くないパーティーが利害の一致で協力する展開、好物なんですよね。テイルズではベルセリアとアビスが好きなんだ。ベルセリア、もしアライズしかやってない方が居たら一番とっつきやすいテイルズ作品だと思うからやってみていただきたい。


●おばけブローチ(AliExpress)/雑貨

AliExpressには謎のブローチ(ピンバッチ)が大量にある。1個150円くらいである。
※AlieExpressリンクは頻繁に変わるので注意。

「おばけ」の意匠が好きなので良いものを見つけたら積極的に買うようにしている。おばけは足がなく、目がキュートなものが望ましい。

AliExpressの信頼性や使い方はググって見ていただきたい。少なくとも筆者は今まで使っていて何も情報漏洩的な侵害は受けていない。写真と違うものが届くことはたまにある。ページ見に行くとページごと別の商品に変わってたり。これはご愛嬌である。「紛争を開始」すれば良い。(※これについてはAliExpressというよりはAliの中のマーケットプレイス的な方が良くない。)
最近届くのもめちゃくちゃ早くなった感覚。基本3~7営業日くらいで届く。どういうこと?

比較されがちな海外ECサイト「TEMU」はオススメしない。というかUIが酷すぎてロクに使えない。最近下の記事を見て爆笑してしまった。

AliExpressの探索の旅は今後も続けていきたい。


●ソイラテ・クーリッシュGreenバニラ/食品

「あ、私、ソイ○○ ってだいたい好きだ」と気付いたカフェラテと、アイスです。通常のカフェラテやバニラと違い、「ポップコーンののような風味」が好きなんですよね。いわゆる「乳糖不耐症」で牛乳とか飲めない体質なのでなんとなくミルクっぽいの避けてたんですが、これらは大丈夫。嬉しい。

悪く言うと粉っぽさ?があるんですが、なんとなく落ち着いた気持ちにさせてくれるな、と感じてます。


以上です。2025年もよろしくお願いします。
興味あればフォローをお願いします。

※以下の記事にも関連があります。合わせて参考にしてください。


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