アプリストア最適化ツール「ASO Insight」の紹介
こんにちは!
今年は梅雨明けしてからもよく雨が降りますね☔
傘を持ってくるタイミングに悩む日々をすごしており、折り畳み晴雨兼用傘の購入を検討しているPR担当の谷合です🤔
さて、前回に引き続きReproのサービスについて紹介したいと思います。
今回はASO(アプリストア最適化)支援ツール「ASO Insight」についてです🎉!
この記事では入社5ヵ月目の私が日々の業務でキャッチアップしていったことを書いていきます!Reproへの入社を検討している方や、入社したてのメンバーにサービスの内容を知ってもらうきっかけになれば幸いです。
前回の記事はこちら!
ASO(アプリストア最適化)とは?
皆さんは、ASOって知っていますか?
ASOとは、iOSやAndroidアプリのストア検索での順位を上昇させることでアプリの詳細画面への流入数を増やしながら、スクリーンショットなどの最適化を行い、ダウンロード数と率を向上させる施策のことです。
例えば、アプリストアで「家計簿」と検索した場合、複数のアプリがヒットすると思いますが、検索結果の上位に表示されるアプリの方が目につきやすいですよね🔍
ユーザーの目についた方がダウンロードに繋がるのでASOは重要な対策なのです!
「アプリストア最適化=App Store Optimization」の頭文字を取り、ASOと呼ばれています。
WebでいうSEO(検索エンジン最適化)のアプリ版、と考えるとイメージしやすいのではないでしょうか?
ASO対策には、アプリストア独自のノウハウとテクニック+継続的な施策が必要になります👨💼📚
自社アプリに関連するキーワードが検索された際に上位に表示されるよう、OS毎にキーワードの対策を定常的に行う必要があることや、急遽訪れるアルゴリズムの変動への対応、タイトルや詳細ページでのコピーライティングスキルが必要になるなど、アプリをダウンロードしてもらうための対策は実はとても細やかで多岐にわたる作業の連続なのです。
ASO対策の課題について、クライアントさんに調査してみると、以下のような声が集まりました。
クライアントさんに聞いてみた👂
市場にはそもそもアプリマーケティングを専門としたマーケターが不在というケースも多いうえ、ASOに関するノウハウが不足しているという現状があるようです😵💫
ただでさえ、さまざまな業務をこなしているマーケターにとってASOは取り掛かりづらく、2大課題(+α)に悩まされていたようでした。
それでは、どんな機能を使ってこの課題を解決するのか「ASO Insight」について詳しくご紹介していきます💡!
「ASO Insight」とは?
「ASO Insight」は2020年11月にReproが提供を開始したツールです!
このツールには分析結果から改善するための具体的な対策方法までを提示する機能があるんです。そのため、「何を」「いつ」「どのように」実施するべきなのかが分からなかったマーケターや、他の業務でASO対策に時間がとれなかったマーケターに向けて、改善タイミングやポイントをまとめて提案するツールです。
手間なく効果的に対策を行うことができるような設計になっています👏
実際どんなことができるの?機能の紹介
ASOスコア
アプリストアの設定内容(キーワードやクリエイティブなど)から、改善余地の可視化と改善するためのアドバイスを自動で提案します!
競合アプリとの比較も可能で、自社と競合の対策状況が一目でわかっちゃう!!!
その他機能(一部)
ASOに関する指標を総合管理できる「ダッシュボード」、アプリダウンロード数増加につながりやすい推奨キーワードや設定位置を提案する「Keyword Priority」、対策をするべきレビューが発生・変動した時に通知をしてくれる「ユーザーレビューアラート」や、そのまま社内の報告用資料として利用ができる「ASOレポート」など、マーケターを助けてくれる機能がいっぱい!!!
こういった機能を駆使してコツコツと対策を行っていくことで、アプリストアの順位が改善し、アプリのダウンロード数の増加に繋がっていきます!
(管理画面はアプリマーケ初心者の私にもすごくわかりやすいUIでした👀!ステキ!)
導入企業&成果
つづいて、実際にどんな成果が出ているかをご紹介します!
🐯株式会社ベネッセコーポレーション様「しまじろうクラブ」アプリ🐯
導入背景💔:ASOの重要性は認識していたものの、ノウハウやリソース不足から注力できていなかった
成果📈:1度目のキーワード対策で重要キーワード「知育」がアプリストアの検索順位圏外→6位に!
ダウンロード数が導入前後比iOSで123%、Androidで136%を達成!!
✈シェアリングテクノロジー株式会社様「ソラハピ」アプリ✈
導入背景💔:ノウハウ、リソース不足。社内のみで施策が継続できない
成果📈:最重要視していたキーワード「格安航空券」でアプリストアの検索順位1位を獲得!
導入前後比でオーガニックダウンロード数176%を達成!
※オーガニックダウンロード=広告経由ではなく、検索からダウンロードしたもの
ダウンロード数がグンっと上がり、ASOの重要性がよくわかる結果ですね!!
評価は?
ITreview「ITreview Grid Award 2022 Summer」でASO(アプリストア最適化)部門の最高位「Leader」を受賞!今回で、3期連続受賞となりました🏆
ITreview Grid Awardとは、ITreviewで投稿されたレビューをもとに 四半期に一度ユーザーに支持された製品を表彰する場です。
開発者Inadaさんにインタビューしてみた!
Taniai(以下、T):よろしくお願いします!!
QUESTION1:
🎤「ASO Insight」開発(アイデア)のきっかけを教えてください!
I:ReproではもともとASOの運用支援を行なっていたのですが、市場において運用インハウス化のニーズが高くなってきているのを肌で感じていました。
実際に取り組まれている方も増えてきているのですが、成果が全然出ていないという企業が多く、要因を分析していくと市場課題として見えてきたのは次の2点でした🔍
①ノウハウがない
②ASO対策を実施するリソースがない
海外ではASOに関するツールがあるためASO自体は特に新しい概念ではないのですが、日本ではデータだけ出されても何を行えばいいのか分かりません😵という状態で、ノウハウもリソースもない状況ではサービスを使いこなすのが非常に難しいんですよね。
そのため、我々としては、思考なく・作業することなく、PDCAを高速で回せるようなインハウス支援ツールを作るべきだと考え、開発に至りました。
T:「思考なく・作業することなく」施策ができちゃうのはアプリマーケターさん万歳ですね!
QUESTION2:
🎤開発を進めるにあたって、一番苦労したことはありますか?
I:元々は自分のASO運用支援を効率化するために作ったツールが構想の根底にあったので、初期の機能は高度な分析を行えるようにかなり玄人向けになっていました。
でも、そもそも市場に体系化されたASOのノウハウがない中でお客さんがサービスを使いこなせるわけがなく… なかなか活用頻度が上がっていかなかった記憶があります😭
T:せっかく開発されたツールが活用されないのは苦しいですね。。。
QUESTION3:
🎤「ASO Insight」における"こだわり"を教えてください!
I:実際に企業のASO運用担当の業務フローに徹底的に寄り添った機能提供を心がけています。
そもそも企業にASO運用担当の方が専任でいるケースは稀であり、他の業務で手一杯になっている状況が前提にあります。
なので、ASO Insightではいかに利用ユーザーに「作業や思考の時間を取らせないか」にこだわって各種機能開発を行っています✏
T:お~!玄人向けから誰でも使えるツールになっていったんですね!
QUESTION4:
🎤今後の「ASO Insight」のビジョンや未来のReproメンバーに伝えたいことがありましたら教えてください。
I:まだまだプロダクトビジョン達成を目指す道半ばであり、お客さんにはご不便をおかけしている部分も多々あります。
今年は種々の使い勝手や機能性の問題を解決するビッグアップデートを予定しているので、楽しみにしてもらえればと思います👍🔥!
T:ビッグアップデート!!!楽しみです!ありがとうございました!!
今後の展開
ASOは前述した2大課題に加え、個人情報保護の強化に伴い、アプリの利用履歴などを取得する際、ユーザーに許諾を取ることを必須化した規制などの影響を受けない集客施策であることから、より注目されている施策のひとつです👀!
今後もより使いやすく、すべてのアプリ事業者さんの力になれるような機能開発やアップデートを進めていきます!乞うご期待!
今回はアプリストア最適化サービス「ASO Insight」について紹介しました。
今後もサービスの紹介や、Reproってこんな会社だよ!ということを知ってもらえるようなnoteを書いていこうと思います。
これからのReproをともに創る方、WANTED!!