『戦隊大失格』ザ・ショー:全員が狂っている、大茶番な世界が、すぐそこに。
秋の訪れを感じた瞬間があったのも束の間、
猛暑が再来している今日この頃🥵
昨日は、シアターGロッソで上演している
『戦隊大失格』ザ・ショーを鑑賞してきました!!
大満足な内容だったので、そのレポを🦸♂️🔥!!
(9日前に同じ場所で2.5を見たばかりですが笑)
メインキャスト全員が、最高の憑依演技を
まず声を大にして言いたいのが、
メインキャスト全員の演技が凄かった
ということ!!
それぞれ語らせてください・・・。
(以下語りたい順です笑)
🟥レッドキーパー
まずはレッドキーパー!
最初は仮面ありの戦闘時間が長かったんですが、
仮面を外して初登場した時の衝撃がすんごかったです。
なんたって顔が良い!!!!!((迫真))
cv中村悠一のキャラにふさわしいビジュだ……..
特にレッド部隊従一位(直属の部下)を殺した後にすぐご馳走を食べるような本性のイカれ具合、その狂気を隠しながら茶番劇を演じる表の姿の使い分けがあまりに上手すぎてめちゃめちゃ引きました、、、、、、。
TVカメラが向けられている日曜決戦での、あの張り付いた笑顔を見て
寒気を感じた人は少なくないはず。
飯田天哉を演じている時は、こんなにも誠実の塊感が滲み出ているのに!!
武子さん、天才ですね!!!!!🙏🙏
🟦碧流亜乱
碧流も大狂いしているキャラクターで、
レッドキーパーと同じく
「何が正義よ」と錫切のように吐き捨てたくなります(笑)
この子犬みたいな雰囲気の宮脇さんが
あんなにクレイジーな奴になるなんて末恐ろしいです。
極端な感情の上がり下がりを表現しつつ、
とんでもなくイカれているキャラクター性を常に滲ませ続けた、あの全身全霊の演技に気圧されまくりでした…….。
あそこまでフルパワーで戦闘シーンを駆け抜けられる体力に天晴れです!!
🟥朱鷺田隼
朱鷺田は、登場で見た目の強烈さで登場からインパクトを残し、
破茶滅茶なキャラクターに思えますが、
ただの脳筋に見せかけて、実は勘が鋭くて礼儀も重んじている、
実はレッドキーパーや碧流よりはまともな戦隊という重要なポイントがすごく伝わってくる演技でした👏👏
銃の打ち方が定まっていなかったり、カーテンコールでのお辞儀の際、腕を無気力にだらんと下ろしていたり、
「このキャラならこういう動きをする」という解像度が物凄く高くて、
「関さんすんごい!!!」と感動していました。
🟨錫切夢子
開演前、後ろに座っていた方が「錫切ってマキマさんみたいだよね」と話していたんですが、共感の嵐でした笑
それくらい、錫切はミステリアスでセクシーで可愛い役どころですが、
これも違和感なく完璧に演じられていましたね…。
そして、まるぴさんは戦隊大失格が初舞台だそうです!!!!!
終演後のコメントで知って仰天しました、、、(信じられない------)
それくらい、2.5次元舞台の演技として良い具合にキャラクター性が誇張されていて、すごくこの舞台にハマっていました!!
初舞台であの演技、肝が据わりすぎている。
戦闘員F
戦闘員Fの演技に「Dを気にかける優しいF」の雰囲気がしっかりあって、すごく好きだったんですが
新日本プロレスのエル・デスペラードさんが演じられていたことを
後に知りました!!! 演技うまぁ〜〜!!
今後もどんどん舞台でアクションを見せてほしい!!と個人的に思っています🔥🔥
D・桜間
最後はW主演のこの2人!
桜間はまずスタイルが良くて目を惹きつけられたし、
「常識人に見えて、実は1番厄介で危険なやつ」ということが伝わってくる立ち振る舞い・演技でした!
菊池さんが以前演じていた、ブルーロックの御影玲王が近しいイメージです!
他にも東リベの半間修二、炎炎のヴィクトル・リヒトなど、どこか曲がってしまっているキャラ達を演じてきた方なので
そんな部分を演技に滲ませるのが上手いんですね😂
Dは戦闘員という特性から変身シーンや他キャラクターへの擬態など難しい演出が多い役でしたが、
どれも自然にこなしてくれたお陰でこの世界観を受け入れられました!!
あと、私の青春を彩ってくれた大原櫻子ちゃんのMV(真夏の太陽)で相手役として出演していたという事実がかなり胸熱でした😂✨笑笑
端折らないことによる没入
「今回は原作で言うと1巻と2巻をこうパッケージ化して舞台にする」とD役の富永さんも取材会で言っていたように、
未履修者も誰1人取りこぼさないような脚本でした。
だからこそ、自然にストーリーが頭の中に入ってきて
世界観に没頭することが出来た気がします。
(端折られていると、見ている側が色々推測しないといけないので
客観的になってしまうんですよね。)
これだけ丁寧に第1作を作り上げてくれたからこそ、
続編でこれからのストーリーもどんどん見せていってほしいなと!!!
(レッド以外のドラゴンキーパー達や他キャラも掘り下げたら、また違う面白さがありますよね🔥🔥)
今回は開催期間が短いし席が埋まっていた訳でもないけど、
この舞台の良さが多くの人に伝わってほしいです……。
Gロッソがステージとして適切すぎた
「ヒーローショーの聖地」のノウハウを詰め込んだ日曜決戦
結論、この舞台はGロッソでやることに価値があったと思います!!
ドラゴンキーパー・戦闘員達による日曜決戦のシーンは
奈落落ちや空間の使い方など、まさに今まで見たことがあるヒーローショーそのものでした!!!🔥
この物語を語る上で「ドラゴンキーパーという、完璧なヒーロー達」を魅せることは非常に重要なので、そこの演出がしっかりしていた点が満足度を高めてくれたと思っています🔥
本物のヒーローショーと違う点としては
それでも、やっぱりヒーローショーに来る大多数の子ども達とは異なり、
大人はあまり声を出したがらないので、
「せーので皆で頑張れ!!と応援しましょう!」といったヒーローショーに則った演出は、正直向いて無かったのかも(笑)
(ちゃんと声を出している観客はかなり少なかったです。日本人のファーストペンギンになれないような側面が出てますよね、、笑)
そこを考慮した中で、応援用のハリセンが入場特典として配られるのは
会場の音も自然に大きくなって盛り上がるし
良い仕組みでした👍👍
ゲストシステム
この舞台では、開演前のアナウンスと日曜決戦のアナウンサー役を
スペシャルゲストが担当する演出がありました!
案内アナウンスはともかく、役としてのアナウンサーはかなり話す内容も多いですし、他のキャラクターとの掛け合いもあったので
これを日替わりで変えられるのはすごいな!面白いな!!と👏👏
もっと沢山の人に見てほしい
春場ねぎさんの作品は伏線が綺麗に張られていて面白いので、
この舞台ももっと多くの人に楽しんでもらいたいなと
1観客として感じられるような、
見て良かった舞台でした!!!
このブログが鑑賞の背中を押すきっかけになれば嬉しいです^^
では、ここまで読んでくださりありがとうございました!👋👋
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