喜んでもらえたらうれしい
先日、友人たちと会食の機会がありました。
このメンバーでは数か月に一回程度の頻度で会っていて、前回は昨年末だったので約4か月ぶりくらいでしょうか。
いつもはたわいもない話をして終わるこの集まり、今回も結局ほとんど同じような感じになったのですが、一つ違うところは、メンバーの一人があと1か月くらいで遠方に引っ越すということ。「またいつでも会おうぜ!」的なノリで会話していましたが、実際のところ会う頻度は減るだろうな~、と思い、ちょっと残念なのです。年上ということもありますが、人生経験や器の大きさなど、自分にはかなわない何かを持っている人なので、たまに会いたくなる希少な人なんですよね・・。
で、その方が「小銭入れが欲しい」というようなことを言っていたのを思い出し、以前作った小銭入れを餞別代りにお渡ししてきました。
小銭入れというか、カードや折ったお札も収納できるちょっとしたミニ財布です。訳あって写真で紹介できないのが残念ですが、カチッとした作りで、オールブラックにシルバーのラウンドファスナータイプ。高級感あふれるメンズ財布といったイメージでしょうか。
これが先方の好みにぴったりだったようで、かなり喜んでくれました。その場で何度も「ありがとう」と言ってくれて、お開きの際にもまた「ありがとう」と言ってもらえました。
うれしかったです、ありがとうと言ってもらえて。良かったです、気に入ってもらえて。やっぱり対面で言ってもらえると喜びもひとしおだな、と思いました。
普段オンラインで販売していて良い評価をもらえると嬉しいです。そして、もっとそのことに感謝しないといけない、と改めて思いました。今回は友人で、しかも餞別だったのですが、オンライン販売で評価をいただけるということは、数あるレザークラフト作品から私のものを選んでいただき、現物を見ることなくお金を払い、届いたら評価文面を考えて記入してもらえているということ。そのことへの感謝の気持ちをもっと強く持たなくてはいけないな、と再認識しました。
良い作品を作れた喜び、選んでもらえた喜び、そして喜んでもらえたことに対する喜び。レザークラフトを通じて多くの喜びを作り、またそれを届けられればいいな、と思った今日この頃でした。