【感想】窮鼠はガルガルを噛むように変身する【わんぷり】【わんだふるぷりきゅあ】
わんぷり1話放送時、人間の、動物に対する感情のエゴをどう表現していくんだろう楽しみだなぁ的なnoteを書いたのですが、前回の終盤で描かれたのは、まゆ(人間)→ユキ(動物)というエゴではなく、ユキ(動物)→まゆ(人間)というエゴでした。ユキはまゆに「(危険な目に遭うから)いろはたちとは関わらないでほしい」と強く訴えますが、まゆはそんなことは望んでいませんでした。
“エゴ”を逆の視点から描いてくるのか! わんぷり、おもしろくなってきた……!
と期待を募らせて迎えた第19話。とてもおもしろかったですね!
キュアリリアン覚醒時、冒頭で描かれていたような人一倍怖がりな女の子は、そこにはもういませんでした。
ガルガルの狙いはニャミーだったので、まゆはその場から逃げることだってできたはずです。ですが、追い詰められて逃げ場を失ったまゆは大好きで大切なユキを守るという決意をしました。
今回、悟くんが「窮鼠猫を噛む」ということわざを紹介していました。この場合“窮鼠”はガルガル(ハムスター)のことを指していましたが、物理的に行き止まりに追い詰められたまゆも“窮鼠”だったといえると思います。追い詰められた窮鼠は、愛するユキのためにガルガルに対抗する力を手に入れてキュアリリアン覚醒へと至りました。
こういう、言葉を他の事象に掛け合わせて表現するの、個人的にめちゃめちゃ好きなのでもっとやってほしいです。キュアリリアン初変身回、ほんとうに最高でした…!
おまけ(今までのわんぷりでかなり好きだったシーンの話)
わんぷりも19話まできて、1話と今回の2回しかnoteを書いていないのですが、個人的にすごく好きな回があるので紹介(?)したいです……!
『わんだふるぷりきゅあ!』第14話「まゆ、はじめてのお泊り」(予告URL)という回。
この回のどこが好きかと言いますと……
ここ。
まゆがガルガルを浄化しに行ったいろはたちを追いかけに行こうとするシーンで、まゆとユキがゲージ越しに手と手でキュンとするところ。
この回の脚本担当が香村さんという、ヒープリのシリーズ構成を担当された方だったのですが、「ヒープリのオマージュだ!!!!!」と胸熱でした!
歴代オマージュ感じられるシーンが好きすぎる。
わんぷりおもろいよ!!!!!
最高!!!
毎週楽しみ!!!!!
(どうnote締めればいいかわからなくなった人間の図)
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