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【感想】小説版ドキドキ!プリキュアを読みました【ドキプリ】【プリキュア】

タイトル通り、ドキドキ!プリキュアの小説版を読みました。その感想です。ゴリゴリにネタバレと引用を含みますので、ネタバレを踏みたくない方はご注意ください。

思ったことをだらだら羅列していこうと思います。



レジーナの誕生日ってどうなんだろうか

作中、亜久里ちゃんの誕生日がマナたちに祝われた12/1なのか、竹藪で茉莉さんに保護された5/30なのかという話が上がり、亜久里ちゃん的には12/1がいいらしいのですが、そういえば双子のもう片割れの誕生日はいつなんだろう、と。
レジーナがキングジコチューの元に降り立った日というものは(記憶にある限りだと)判明していなかったはずなのでわからないですし、亜久里ちゃんの誕生日が祝われた12/1はまだレジーナの改心前だったので勿論祝われてません(なんならふたりの出生の秘密すら判明してない時期だし)。

そもそもの話、亜久里ちゃんの誕生日ですら明確に決めにくいのでレジーナの誕生日も決めるの難しいよねって。
順当に考えれば、亜久里ちゃんが竹藪で保護された日と同日にレジーナもキングジコチューの元に降り立った可能性が高いかなーと思うので5/30なのかなって思ったんですけど、現実世界でいうドキプリ放送時期の5/30ってもう既にレジーナ登場済みなんですよね。
でもアニメの流れでいくと、誕生日祝えばその日が誕生日認定されそうだし、中の人の誕生日がそのまま誕生日に設定されそうでもあるし、レジーナのことなので「誕生日? マナと同じ日にする〜!」って言いそうでもあるし。
うーん、わからん。


イラりつ最高だった

令和の時代に、公式からイラりつの供給を受けていいんですか……!!?!?!?
ありがとうございます!!!!!
六花の部屋の窓にイーラがペットボトルのキャップ投げて訪問してくるシーン、たぶんあのシーンがこの小説の中でいちばん胸のキュンキュン止まらなかったんじゃないかな。
最終決戦で六花を助けに来るイーラも良かったよね……。しかも六花のことを考えて逃げる道を提案するところさ……!
イラりつを、ありがとうございます……!

あと、少し前に再放送のドキプリ最終回を視聴したんですけど、イーラが去り際にプリキュアに目線を向けたシーン、どう足掻いてもど真ん中に六花がいて「イラりつじゃん…」と気づいてニタニタしてました。


個人的にいちばん印象に残った言葉

「あたしがミチさんと結婚したら、ありすは妹ってことになるのかな」

小説 ドキドキ!プリキュア 123頁

自分がいちばん印象に残った言葉は、真琴のこれでした。
なんだろう、こう、真琴というひとりの女の子がありすとの関係性に想いを馳せているという、いわゆる女女の関係的な意味でもめちゃくちゃ火力高い言葉だなぁ、って。

でも、思い返せば真琴って、家族もいなければ大好きな王女様もいなくなってしまった身なんですよね。
そんな真琴が、誰かの家族になることを僅かながらにも夢見ているのって……感慨深いなって思いました。

この言葉、意味合いとしては「ありすは(あたしが)妹ってことになるのかな」って感じだと思うんですけど(誕生日的に)、ありすが真琴のことかわいがってるところ、みてみたいなって思いました。アニメで人間になったランスのことをかわいがっていたありすなので、きっと真琴のこともかわいがってあげるんだろうなぁ、と。

それと、この言葉が出てくる直前、真琴は制服にココアをこぼしてマナの私服を借りて着ているという描写がありますが、どなたか、FA描いてくださいませんかね(他力本願すぎる)。

あと、この辺で小学校のときのいじめ騒動の回想があるんですけど、いじめに対してマナたちに立ち向かい方(?)的なものを提唱したミチさんがまっっっじでカッコよすぎる
彼、年齢逆算して考えたらその当時はたぶん中3くらいですよね、カッコよすぎる。

ダビまこの話をしたい。

私ね、好きなんですよ。ダビまこ。
小説版におけるダビまこの描写ってほとんどないに等しかったんですけど、81話でDBに支えられながら立ち上がる真琴の描写が、嬉しかったです。明確にしっかりダビまこを感じられるのって、ここくらいしかなかったんですけど、たった1文だったとしてもダビまこが見られて嬉しかったです。

あとは66話で唯一妖精組の中で水谷警部からお菓子をもらえなかったDB、その後に拗ねて真琴からちょっとした飴とか受け取っていたらいいなぁという妄想。
そうね、納豆餃子飴とか。

レジーナはプリキュアなのか

これはドキドキ!プリキュアに関わらず、「今ってプリキュア何人なの?」という話題が出るたびに論争になることなのですが、この小説で定義されたプリキュアとはなんなのか。

「あなたはもう、立派なプリキュアです。誰かのために戦いたいという思いを胸に抱いたそのときから……」

小説版 ドキドキ!プリキュア 425頁

ということで、レジーナはプリキュアなんです。
遠慮がちに(?)マナたちにミラクルドラゴングレイブを“貸して”あげようとしたのはプリキュアじゃない(この小説でいうとパクトやらステッキやらで変身していない)レジーナなりの配慮なのかもしれないですけど、力は貸したりするものではありませんでした。
レジーナはプリキュアです。


総括

自分の中で、ドキドキ!プリキュアは好きなプリキュアシリーズを挙げたら3本の指に入るほど好きなシリーズだったので、10年越しに続編が楽しめてすごく嬉しかったです!
この小説はなんとなくアニメの展開を把握していればそれなりに楽しめると思いますし、全話視聴している人ならより楽しめると思います!
あと個人的には、六花たちがルロイ修道士とプレーンオムレツの話をしていたのが懐かしくて嬉しかったな。

あ、半年限定で小説発売記念の特別配信が公開されたので、見てないよって方は是非。


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