【指揮者メモ】自分の本から出題された受験問題を解いたら
【受験問題に自分の本から出題されて】
私の書いた「宇宙の音楽を聴く」(光文社新書)が、怪しいタイトルにもかかわらず、いちど帝京大学系統の国語入試に出題されたことがある。そのことを知ったのはエージェントを通じて、「赤本」の出版社からの印税通知を受け取った時だった。
問題についてはコピーが付いていたので、さっそく受験生気分で解いてみた。結果、2問よく分からないところがあって、笑ってしまった。
そのうち1問は漢字問題で、Wordを使って本を書いたのでMicrosoftが私の漢字能力を奪ったせいだ(笑)
もう1問は詳しくは忘れたけれど、なにか内容を問う問題だった。何となく答えは分かるけれど、確証が持てず困った。答えは付いてなかったので今でも合ってたか分からない。
論説系の私の本でこれだから、小説など文学系だったら著者と作問者で意見の違いがあるかもしれない(実際、過去にもあった気がする)。
東大になると、教員や予備校講師はもちろん博士課程でも全問正解は難しいことは公然の秘密だけれど(特に数学)、受験生は凄いものだ。みんな今週の共通テスト頑張って欲しい。
指揮者メモ 伊藤玲阿奈・玲於奈・レオナ
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