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デジタルシネマパッケージ(DCP)の字幕について

デジタルシネマパッケージのマスタリングサービスを始めてみたり、自分でDCPを作成しようとなったときに、「字幕」については情報が中々ないですよね。

DCPの字幕については、大手のポスプロは自家製のフォントと字幕システムがあるのでいいのですが、今からDCP用の字幕システムを入れようと思うと選択肢がほとんど無いのが現状です。

また、字幕システムはあっても、日本語特有の問題で「フォントコンプレッション=字幕の圧縮」という壁があります。

字幕システムについては、カンバス社のSSTG1Proを購入して、DCP用の字幕フォントライセンスを購入すればフォント自体は問題ありません。

DCPの字幕が扱えるようになると、毎回、字幕を直接映像に焼き込む作業がなくなるし、修正があっても差し替えが簡単になります。

本noteが参考になれば幸いです。

DCPの字幕生成に関する情報

DCPの字幕生成については、下記のTipsサイトでbaba_kazuyukiさんが書いている記事が参考になります。

フォントコンプレッションについての記事を筆者のブログでも作成しました。

フォントコンプレッションの検証は、easyDCP Player +のバリデートチェックに流し込んで検証しました。

縦字幕については、pngへの差し替えが必要になる場合があります。

最初は検証が大変かもしれませんが、字幕の組み込み方が分かれば、映像制作を事業としている会社にとっては特に付加価値が高まる内容です。

一緒に日本の映画業界を盛り上げていければ幸いです。