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300万ページの金太郎飴
google検索で僕らの生活は便利になったのは間違いない。
検索すれば、大概の情報は手に入るのだ。
ラーメン屋の評価、混雑時間、営業時間、場所、値段
桶狭間の戦いの織田軍と今川軍の兵数、合戦場所。
知りたいと思った瞬間にそれは知ったになる。
でも、退屈なのはなぜなのか。
当たり前になったがゆえのマンネリなのか。
実際、一人辺りの検索件数は減っているようだ。googleは2016年以降検索件
便利で退屈なECサイトとGoogleの落日
marumado頑張っとりますmarumadoはウィンドウショッピングのような検索体験をできるアプリケーションだ。α版は6月頃出す予定なので、ぜひいろんな人に触って欲しいと思って僕は頑張っとる。
ウィンドウショッピングのような検索体験とはなんぞやと。ウィンドウショッピングとは探索である。無目的の散歩のようなだとも言えるかもしれない。明確に買うものを決めて行くのではなく、何か面白い物を発見すること
小枝が一日を特別にする
近所の歩道を朝方に足早に駅に向かっていたところ、保育園に向かうであろう父子とすれ違った。父は3歳ほどの男の子と手を繋いでいた。
すれ違ってすぐに、嬌声が聞こえたので、振り返ると先ほどの男の子が道端に落ちていた小枝を拾い上げようと屈みこんでいた。小枝には鮮やかな緑色の葉が一枚だけ付いていた。拾い上げると男の子はその小枝を嬉しそうに陽にかざした。父は少し困ったようだけども嬉しそうな表情で見守っていた。
ダヴィンチも僕らも退屈している
レオナルド・ダヴィンチの手記 序文高校生の時に『レオナルド・ダヴィンチの手記』を読んでもっとも驚いた一節がある。それは冒頭だ、この手記はこう始まる。
「私よりさきに生をうけた人々があらゆる有益で必須な主題を自分のものとしてとってしまったから、私は非常に有益な、または面白い題材を選べないのを知っている」
この後に、売れ残りのような題材をかき集めて、そこに自らの成果を載せると続くのだ。
後半を読む