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【新世界紀行】バングラデシュが見えてきた #9 旅と人生?
翌日にビーチの街コックスバザールからバングラデシュ第二の商業都市チッタゴンへ行くバスを予約する。
当初は当日バスターミナルへ行き適当に地名を連呼していれば見つかるだろうと今までの旅の経験からかなり楽観的に考えていたので、予約するつもりはなかった。
適当に街を歩いていると、旅行会社のバスの看板が目に止まる、といってもぼろぼろのほったて小屋みたいな所にパソコン一台置いてあるだけの店だ。ふと店の中に目をやると店の青年が声をかけてきた。
私が明日バスでチッタゴンへ行きたいて伝えると、パソコンで調べてくれてバスの時間も教えてくれた。これはちょうど良いと思いその場で明日のバスのチケットを予約した。
私はバングラデシュの電話番号を持ってなかったので色々と面倒であったが、色々と起点をきかせてくれ手書きで書かれたチケットらしきものを受け取った。
旅に完全な計画などなく偶然の出会いでどんな展開にもなりうる。目的地さえ決めればそこからどう行くかの手段はいくらでも変わる。
旅とは人生によく似ている。
目的地が決まってないと流されるままに進んでいく、あるいは滞留する。
どこへ行くのか、どこへ行きたいのか、がはっきりしていれば自ずと道は開けてくる。
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バスに乗りチッタゴンへ向かう
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そこに設置しなくても良いだろうと思う
案の定付近は様々なバスがクラクションを鳴らし大混雑していた
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中々のオンボロバスであった
窓ガラスのヒビが不安を掻き立てて、味わい深い感情にひたる
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バナナを荷台いっぱいに詰め込んだトラックとバナナの上に座る人
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