人の暮らす部屋

リノベーション物件を中心におしゃれな賃貸住宅物件を紹介する「リノベ百貨店」がお届けする、お宅訪問連載。 理想の暮らしを叶えている方たちの、素敵なお部屋にお邪魔しました。 https://www.renov-depart.jp/

人の暮らす部屋

リノベーション物件を中心におしゃれな賃貸住宅物件を紹介する「リノベ百貨店」がお届けする、お宅訪問連載。 理想の暮らしを叶えている方たちの、素敵なお部屋にお邪魔しました。 https://www.renov-depart.jp/

最近の記事

帰りたい部屋

「『人生変わった〜』みたいな」 5人兄妹の末っ子。大世帯、そしてたくさんのモノに囲まれたにぎやかな家庭で育ったAさん。今年の夏に都内の1LDKマンションに引っ越し、初の(実質)一人暮らしを満喫している。ここは、現在仕事で石垣島に滞在中の彼と数ヶ月後の同棲のために2人で借りた部屋だ。モノは少なく、色のトーンも統一されていて落ち着いた雰囲気。「人生変わった〜」と笑いながら話してくれた、彼女の引っ越しと、新生活による心の変化について。 ●2人で住むなら、1LDK 1LDKの

    • 「できること」と、「したいこと」を。

      「もう全部隠しちゃおう」。 文具・オフィス家具メーカーに勤める宮下俊樹さんが暮らすのは中野区のマンションの一室。コンクリート壁とステンレスのキッチンがクールなワンルームだ。とても丁寧に整えられているように見えるが、「本当に、全然きれい好きじゃない(笑)」と宮下さん。お話を聞いていると「好きなものと興味のないものがはっきりしている」という宮下さんの価値観がよく見えてきました。 ●一旦全部しまってみる もともと大雑把で、全然きれい好きじゃないんです。学生時代に無印良品で働

      • ワクワクする家って、なんだろう?

        「日本は、食べるものも着るものも自由になったけど…」。 株式会社横濱快適住環境研究所、PRIMA FACTORY株式会社の代表取締役社長を務める石川龍明さんは、自身がリノベーションプロジェクトのプロデュースを手がけた横浜市のヴィンテージマンションに住んでいる。リビングには、高校時代から愛するギターやジョン・レノンのTシャツ、尊敬する坂本龍馬の写真、江ノ島の仲間からもらった海のパステル画、娘さんが幼い頃に作った粘土作品などの品がずらり。その奥の大きなワークデスクの上には、モニタ

        • 「合う」という豊かさ

          「自分の状態と部屋が合っていることは、豊かなことだと思います」。 飲食店勤務の吉野レミさん、IT企業に務める夫の尊さん夫婦が暮らすのは、中目黒に位置する築49年のリノベ済みヴィンテージマンション。リビング、キッチン、寝室、浴室…いたるところに窓があり、部屋中が自然光で満ちている。家具類がよく馴染み、いきすぎた気合いのようなものを一切感じさせない気持ちのいい部屋だ。冒頭のセリフは「豊かな暮らしとは」なんて、ちょっと構えてしまう質問に対するレミさんの話の一節。自分の状態と部屋

          一緒に過ごす「時間」と「場所」を大切に

          「ベースがしっかりしていれば、『好き』ってそんなにブレないと思うんです」。 夫は建築デザイナー、妻はアパレル営業職。仕事に打ち込むご夫婦が、2歳のお子さんと共に暮らすのは横浜市にある築48年リノベ済みヴィンテージマンション。「好き」を基準に選んだ家具類は、北欧テイストを中心にリゾートのエッセンスが散りばめられ、細やかな品のよさと開放感を両立する。さて、そんなご夫婦は暮らしにどんな価値観をもっているんだろう。妻のMさんに話を伺った。 ●すごく気持ちの良い部屋だった 引っ越

          一緒に過ごす「時間」と「場所」を大切に

          人の暮らす部屋について

          「いい部屋に住みたーい!」って漠然と思うけど、それってどんな部屋だろう。どんな立地の、どんな広さの、どんなテイストの部屋を選んで、そこにどんな基準で選んだ家具を、どんなふうに置く? かっこいいだけで暮らしづらいんじゃいただけない? いやいや、多少暮らしづらくても趣味全開が最高?  連載「人の暮らす部屋」では、理想の暮らしを叶えている先輩たちの部屋にお邪魔します。いい部屋は一日にして成らず。暮らしの価値観の結晶である素敵な部屋を求めて。

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