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無垢フローリングで後悔した事例3選・・・(結構失敗してます)

こんにちは、学長です。

無垢フローリングを採用して後悔するお客様は多いです。

これまで何百人もの方々に無垢フローリングを採用していただきましたが、凄く喜んでいただく方もいれば、後悔される方もいます。

「無垢フローリングを入れて後悔しました。住んでみてデメリットを実感しました。」という声もいただきます。なぜもっと強く止めなかったのかと後悔することもあります。

ですので、今日はこれまでお客様から頂いた後悔の声をお伝えしようと思います。

無垢フローリングで後悔した事例3選

無垢フローリングで後悔①:突き上げ

『無垢フローリングが盛り上がってトランポリンみたいになっています。』

無垢フローリングは空気中の水分を吸い込むため、膨張する可能性があります。職人さんはそれを見越してフローリングの間に少し隙間をあけて施工しますが、その隙間よりも無垢フローリングが水分を吸って大きくなると突き上げ現象が起こります。

これは防ぐ方法がありません。職人さんが丁寧に施工しても、生活リズム、湿度、乾燥、自宅の立地条件など、どの家庭でも発生する可能性があります。小さいお子様がいる家庭では怪我のリスクもあります。また、竣工後1年過ぎて発生した場合は、無垢フローリングの手直しは有償になる可能性が高いです。

リノベーション施工会社選びは、問題が起きたときにどのように対応してもらえるかを確認してください。会社や担当プランナーの姿勢がそこに表れます。必ず丁寧なプランナーさん、会社を選んでください。

無垢フローリングで後悔②:隙間がひどくて掃除が大変

『隙間ができるとは聞いていましたが、ここまでとは…。掃除が大変です。爪楊枝で埃をかき出して掃除しています。』

無垢フローリングを施工する際は隙間をあけて施工しますが、環境によっては素材が痩せてさらに隙間ができてしまうことがあります。それが5㎜、1㎝と広がることもあります。もちろん可能性は低いですが、実際に起こった事例もあります。

無垢フローリングで後悔③:他にお金を使えば良かった

『学長さんの言う通りにしておけばよかった…。』

これは私にとって一番後悔する言葉です。もっと強く否定しておけば、無垢フローリングを採用しなかったと考えてしまいます。

無垢フローリングを選んではいけない理由:
■肌ざわりなどには興味がなく見た目重視の方にはおすすめしていません。理由は、1年で飽きてしまうからです。

■若くて予算があまりない方にはお勧めしていません。

若い新婚さんがウォールナットの無垢フローリングを採用されました。マンションで遮音の兼ね合いもあり、合板フローリングと比べて100万円の差額がありました。工事後は喜んでいただきましたが、2年後にお子様が生まれてフローリングにおもらしをしたり、おもちゃで傷をつけたりして、

「見た目にも慣れてしまいました。子供のためにお金を残しておけば良かった。」と言われました。

無垢フローリングは本当に良い素材です。私も自宅に使っていますし、多くのお客様にお勧めしています。ただ、デメリットも必ず認識しておいてください。

無垢フローリングで後悔した事例3選・まとめ

如何でしたでしょうか?無垢フローリングを採用して後悔される方は非常に多いです。一生に一度かもしれないリノベーション、その場のテンションに左右されず、5年後、10年後のことまで考えてください。それが、あなたにとって最良のプランであることを願っています。

ではまた…

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