意外と見落としがちな「恋」の本質
悩み事を解決する最善の方法は忘れる事じゃない、
本質を理解する事だ。
恋、不倫、子育て、死……人生で直面するほとんどの悩みは、人間関係(ラブ)が発端だと思いませんか?
もし、ラブの本質が直感的に理解できたら、毎回ショゲずに済むし、もっと前向きに自分の人生と向き合えるはずなのに……
そんな時、ぼくの頭にふと思いついたのが「そうだ!ラブの本質をまとめた作品を発表し、100万人に共有しよう!」というなんとも無謀な夢でした。
それから25歳で会社を辞めたぼくは、約一年半をラブの本質を探す旅に費やしました。
20代で大企業のキャリアを捨てて(辞める事を上司に告げる際、緊張で背中に汗をビッショリかき、喉はカラカラでした)、世間から見ればプー太郎になり、やりたいことに集中する選択は自分にとって大きな賭けでした。
金なし、スキルなし、人脈なしの三拍子が揃っていましたから。
でも、ぼくは作りたかった、どうしても、作りたかったんです!!!
そしてついに、ラブについてまとめた本が完成しました。
「ラブのある暮らし 何度も読み返したくなる30の愛のヒント」です。
これは、老若男女様々な方へのインタビューと、多くの書籍、そしてぼく自身の経験から導き出された世界で一つしかない「あったらいいなと思っていた本」です。
今日から5回に渡って、その本の内容の一部をみなさんに共有します。
ここだけの話ですが、この記事を有料ノートにするつもりはありません。
まずは、これがみなさんにとってラブについて考える一つのきっかけになれば嬉しいです。安心して最後までお読みいただけます。
それでは参りましょう、エシモプレゼンツ「死ぬまでに知っておきたいラブの秘密」!
ラブの秘密1:意外と見落としがちな「恋」の本質
⑴エロの目覚め
バタイユという哲学者はエロティシズムという本の中で、「エロとは禁止事項を破ること」だと言いました。
人は一般的に禁止されていることを破る時に興奮する生き物なのです。
では、セックスはどうでしょう。
一般的には「いつでも、誰でも、どこでもやっていい」とは認められていませんよね。
でも、人間は本能としてセックスによって自分の遺伝子を残そうとします。そのためには異性の遺伝子が必要です。だから体が大人になった思春期に恋をするのです。
公然では禁止されているセックスの対象として意中の相手と近づきたいという「恋」はドキドキが止まりません。
つまり、恋とは人間の興奮材料の一部なのです。
⑵全てはセックスのために
この世の全ての生き物は自分の遺伝子を残そうと努力するように脳内にプログラムされています。でも、残念ながら全員が自分の遺伝子を残せるわけではありません。より優秀な種が生き残ります。
ニーズが無い種は性淘汰されるのが、この世の常です。
アマゾンの野鳥のオスは美しく豊満なメスにアピールするために、巣をゴージャスにしたり、ダンスをしたり、オス同士で戦ったりして生存競争をします。
人間も同じです。
女性が体型維持や髪の毛のケアに務めるのも、男性が創作活動に没頭したり、権力やお金を執拗に求めるのも、
全ては自分の魅力を周囲にアピールし、有望な異性とセックスをして、自分の遺伝子を後世に残すためなのです。
⑶「恋は盲目」の所以
恋とは誰もが持つことを許された執着という名の麻薬です。
男であれば「どうしてもこの子とセックスをして自分の遺伝子を残したい」という執着、女であれば「どうしてもこの人の遺伝子とリソースと愛情を得て子どもを産み育てたい」という執着のことを言います。これは本能的な執着です。
つまり、「相手が欲しい」という欲求の塊を恋と呼びます。
「相手の遺伝子が欲しい」
「相手の優しさが欲しい」
「相手の癒しが欲しい」
「相手の協力が欲しい」
「相手に〇〇して欲しい」……
相手に対する期待がドキドキを増やし、ますます相手にハマっていくのが恋なのです。
執着でその人以外見られなくなるのが「恋は盲目」と言われる所以ですね。
まとめ
・恋は禁じられた遊びだからこそドキドキする
・全ての自分磨きはセックスをするためにある
・恋とは誰もが持つことを許された執着という名の麻薬である
最後までお読みいただきありがとうございました!
「もっとラブの秘密について知りたいよ」という方は以下のリンクにて試し読みしてみてくださいね。
それでは第二回でまたお会いしましょう!
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