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古民家探訪 大平宿

長野県飯田市にある大平宿という廃村に、ふとしたお誘いを受け行って参りました。

1970年に廃村となってしまった以降、有志の方々のご尽力により
その姿を維持し続けている貴重な場所となります。
2004年には隠し剣鬼の爪のロケ地にもなっており、また星空も綺麗に見えることから写真家の中では注目されつつあります。

■アクセス
東京から長野県飯田市まで中央自動車道を乗り継ぎおおよそ4時間ほど
そこから風越山を登る形で1時間程度
※風越山を登り始めるとコンビニ、スーパー等がなくさらにインターネット、電話も基本繋がらないため事前準備を念入りにすることをおススメします。
※冬季期間(12月中旬~4月中旬)は雪の影響で道が封鎖されるため事前確認をおススメいたします。

■宿泊体系
一泊一人約3,500円にて当時の暮らしを体験できるおススメなプランとなっています。料理は基本セルフで持ち込み形式となっており
山の麓に道の駅があるため、そこで買い出しをしてから行くと地元の食材を囲炉裏を囲んで食べることができるという貴重な体験ができます。

■写真
1)外から見た外観
歴史を感じさせる非常に趣深い外見です。

2)囲炉裏
中に入ってまず目を引くのがこの囲炉裏
映画の中でしか見ないものでしたので、驚きと共に感動が駆け巡りました。

3)当時のままの道具集

4)料理
もつ鍋に地元の野菜を加え食させていただきました。

■行ってみた感想
普段都会にて、無駄に忙しなく過ごしてしまっており、自分と向き合う時間というものを確保できていませんでした。
インターネットが全く繋がらないのと周りに街灯がないという環境もありまって本来人間が過ごすべき活動時間で、安らげたように思います。
自分が好きな映画の「プーと大人になった僕」でプーさんがしきりに言う
「何もしないをしている」と言うのを体感した気がします。
普段忙しくて自分を見つめる時間がないと言う方は特に、最近話題のデジタルデトックスがてらいかがでしょうか、おススメです。

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