『農林中金<パートナーズ>長期厳選投資 おおぶね』ウオッチ #31 (2021年11月)
を2019年5月から毎月、買い足しています。コツコツ投資してます。
最新の月次レポートがリリースされました。
ファンドを通じて「オーナー」になっている投資先
投資先の上位10社を前月末、2020年10月末と比較しました。
投資先は31社。9月末から増減ありません。
上位10社のメンバーも順位の変動はあるものの異動ありません。
昨年10月末と比べると投資先は5社増え、上位10社のうち4社が入れ替わっています。
組入期が数字で記載されていますが、これはマザーファンドのどの期にその投資先が登場した、投資開始となったか、です。
マザーファンドは
第1期が 2015年11月30日~2017年2月15日
第2期が 2017年2月16日~2018年2月15日
第3期が 2018年2月16日~2019年2月15日
第4期が 2019年2月16日~2020年2月17日
第5期が 2020年2月18日~2021年2月15日
となっています。
現在は第6期ですね。
一番右端が S&P500指数に連動することを目指すETF IVV での各社のウエイトです。10社足して4%弱ですから、アクティブシェアはかなり高くなるはずです。
業種別です。
9月末との比較では大きな変化は無いようです。なお、2018年10月末時点では、、VISAが「金融」とされていました。現在は「情報技術」です。
受益権総口数・純資産総額
44ヶ月連続で受益権総口数が前月末比増加(ファンドへの資金純流入)となっています。
パフォーマンス
1年リターンの推移です。
月末の分配金込(課税考慮せず)基準価額を基に算出しています。
データは40個。マイナスとなったのは2018年12月と2020年3月の2回です。
平均値は16.2%(前回は15.9%)となっています。
コツコツ投資 の実際のところ
僕のコツコツ投資 の実際のところです。
2021年11月2日時点の時価は、累積投資額の+46.3%
(前回は +38.8%)となっています。
月次レポートのメイン・コンテンツ
今月のメイン・コンテンツは コネクタとコングロマリット企業の組織運営 です。
「すべてのモノがつながる世界」で必要不可欠なコネクタ産業の面白さと、そこから派生してコングロマリット企業の組織運営 の特徴に関するNVICの考察をご紹介します。
コネクタ産業の会社の具体例で挙げられている #AMPHENOL
https://www.amphenol.com/about
AMPHENOL は、おおぶねマザーファンド が設定された第1期(期末:2017年2月)以来の投資先です。
業績の推移です。
売上高は右側縦軸、利益は左側縦軸の目盛です。着実に売上高、利益を伸ばしている印象です。2019年12月期、2020年12月期は少しペースが落ちた感じではありますが、2021年9月までの今年9ヶ月の数字を見ると再びペースが上がった印象です。
営業利益率、安定しています。
資産規模も年々大きくなっていますが急拡大というよりはじわじわという感じでしょうか。
広範囲の産業に顧客が存在しているアンフェノールでは、製品や顧客ごとに125に及ぶ事業が存在します。コネクタという製品に特化 はしていますが、様々な産業に顧客が存在し、それぞれが異なるニーズを持つという点ではコングロマリットを形成しているといっても過言 ではない企業です。
Webサイトのトップページ、様々な産業をここからも見てとれますね。
こうした事業内容から、この会社をコングロマリットと見る、捉える、分析する、他と比較するというのがNVICさんならではのユニークさだと感じました。
市場の評価です。
今後も注目です。
今回のレポートでも報告が添えられていましたが、月次レポートでの企業の詳細な分析は今年いっぱいで終了とのことです。
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