#いい会社訪問 養命酒製造さんの #香の森 を体験
毎月、コツコツと買い足し、買い足し続けている、ずっとずっと保有していたい投資信託、 #結い2101
その ”結い 2101” を運営している鎌倉投信さんが投資先「いい会社」を紹介される「いい会社訪問®️」がオンラインで開催されたので、参加しました。
今回の訪問先は #養命酒製造 さんです。
イベントの前半は、養命酒製造さんの会社概要紹介、そして、後半はクラフトジン、 #香の森 をイベント参加の皆さんで体験しよう、というもの。
動画で紹介されていた駒ヶ根工場、周辺の環境、緑、豊かな水がとても魅力的でしたね。
お話の中で印象深かったのは、「養命酒はコツコツと続けることで、その効果をより実感できるもの。健康づくりは一歩、一歩です。」というご説明。時間を掛けて、ゆっくりと育てることは、色んなことに通じることですね。
イベントに先立って、鎌倉投信さんから送られてきたキット。
中には、クロモジの枝、そして、クラフトジン #香の森
薬用酒としてのジンの始まり
ジンは、ベースとなるアルコールに、ジュニパーベリーをはじめとした香草・薬草類を加え、蒸留して造られるお酒です。
こんな歴史があるなんて知りませんでした。
クラフトジンとは、職人の強いこだわりを反映させた個性的なジン。2015年頃から、本場イギリス・アメリカを中心にクラフトジンブームがおきています。
こちらも全く知りませんでした。
クロモジの枝を折って、香りを確かめます。良い香りです。リラックスできる感じ。
クロモジの #香の森 での役割?のお話をお聞きします。製造工程やパッケージデザインへの強い思い入れもお聞きしました。
いよいよ、試飲。炭酸水で割ってみました。
森にいるような感じの香りが上品。口当たりも柔らかく。
かんぱーい! というところで途中退出しちゃったのですが(残念!)、とても楽しく素敵な体験を得ることができました。
養命酒製造の皆さん、鎌倉投信の皆さん、イベントご参加の皆さん、ありがとうございました!
業績推移を確認してみました。
2018年3月期に売上高が対前期比13%減になっています。当時の決算短信 によると、
平成29年6月の改正酒税法の施行に伴う価格の適正化によって、店頭販売価格が上昇したことによる影響が続き、売上が減少しました。
この売上減で、営業利益率が2017年3月期 13.5%だったのが、2018年3月期 4.9%まで落ちてしまったようです。
決算説明会の資料からです。この資料を見ていると、挑戦する姿勢を感じますし、今回の試みもその表れなのだと感じました。
非常にユニークな資産を持つ、育ててきた会社だと思いましたし、それを活かすことができれば、以前の売上の水準を取り戻し、それ以上の位置だって目指せるのではないか、と感じました。
鎌倉投信さんを通じて、ぜひ応援したい、そう感じました。
「いい会社」です。
こうした機会を設けることも受託者責任
今回のイベント、養命酒製造さんと鎌倉投信さんとの信頼関係が出来上がっているからこそ実現したものと想像します。投資信託に託されたお金がどう使われている、運用されているか、を知ることができる素晴らしい機会だとあらためて感じました。
託されたお金をどう取り扱っているか、その結果、何が起こったのか、起こせたのか。それを伝えること、伝えたいことが伝わっているか確かめること、これは、お金を託された側(投信会社)の皆さんにとってしっかりと向き合うべき責任の一つだと僕は思っています。
資産が増やすことが出来れば責任を果たしているでしょう、
文句ないでしょう、基準価額上がってるよね、十分責任果たしてますよね。
そうした意識の投信会社は多数あることでしょう。でも、それだから、株式投資は誤解されてしまうのではないでしょうか。
今回のイベントに参加してみて、投資信託を通じて関係を持っている養命酒製造さんのことをより深く知り、関心を持ち、自分で調べてみて、様々な新しい体験、知識を得ることが出来ました。鎌倉投信さんがアレンジしてくれなかったら、おそらく一生得ることが出来なかったものです。
養命酒製造さんのチャレンジが実を結び、増益となったら、そんな未来を見ることが出来たらきっととても嬉しいことですし、上手く行けば株価が上昇し、僕たちに金銭的なリターンがもたらされることでしょう。そうした喜びや果実は、今回の体験があったことで、より大きなものに感じられると思っています。これは、株式投資だからこそ、だと僕は考えています。
自分たちの行動をしっかりと示す、伝える、これが投信会社の受託者責任だと捉える姿勢の投信会社が1社でも増えてくれたらいいなあ、と妄想しています。
おまけ?
ビンくん、なんかシュールでした笑