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#おおぶねグローバル 注目するのは、その投資先

√  財・サービスがボーダレスに移動する中で、母国のみで事業をすればいい時代は終わっているとNVICは考えます。
√ 強靭な事業を営む企業は、「自然に儲かる仕組み」を持っており、それを世界中に展開することが可能です。
√ そのような企業は、どこの国に上場しているかにかかわらず、世界の成長を効率的に収益化することができます。

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上記は、農林中金バリューインベストメンツ #NVIC さんが設定される新ファンド、 #おおぶねグローバル  の有価証券届出書からの引用です。

おおぶねグローバルについてのNVICさんの記事です。

投信会社が受益者から受け取る報酬を「成功報酬のみ」とすることが注目を浴びているようですが、私がこのファンドで注目するのは、その投資先です。

というのも、このファンドのように全世界の企業を対象に、投資先を30社程度に絞り込んだファンドに興味深いものが増えているからです。4つのファンドをここでは取り上げてみます。

現時点で、最も大きな規模になっているのがこのファンド。

グローバル・ハイクオリティ成長株式ファンド(為替ヘッジなし) 愛称:未来の世界

最新の月次レポートの一部です。

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投資先は37社。業種別・地域別の構成比は次のようになっています。

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次はこちら。

モルガン・スタンレー グローバル・プレミアム株式オープン(為替ヘッジなし)

最新の月次レポートの一部です。

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投資先は30社となっています。

次のファンドです。

ベイリー・ギフォード世界長期成長株ファンド(愛称:ロイヤル・マイル)

最新の月次レポートの一部です。

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投資先は30社。

地域別・業種別構成比は以下の通りです。

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最後に、このファンドです。

ベイリー・ギフォード インパクト投資ファンド(愛称:ポジティブ・チェンジ)

最新の月次レポートの一部です。

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こちらも投資先は30社となっています。

業種別・地域別構成比です。

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4つのファンドで個人的に興味深く感じているのが、投資先に日本の会社が含まれているか?です。

モルガン・スタンレー グローバル・プレミアム株式オープン(為替ヘッジなし)、ベイリー・ギフォード世界長期成長株ファンド(愛称:ロイヤル・マイル)の2本のファンドには、現在、日本の会社が投資先に含まれていません。

一方、グローバル・ハイクオリティ成長株式ファンド(為替ヘッジなし) 愛称:未来の世界、ベイリー・ギフォード インパクト投資ファンド(愛称:ポジティブ・チェンジ)の2本のファンドには、日本の会社が投資先に含まれています。ポジティブ・チェンジの上位10社に、エムスリーが入っています。

おおぶねグローバル の届出書には「そのような企業は、どこの国に上場しているかにかかわらず、世界の成長を効率的に収益化することができます。」とされていますが、日本の会社が選ばれるのかどうか、個人的には非常に注目しています。

ファンドの投資成果の源泉は、投資先がつくり出す価値とそれに対する市場の評価です。フィーがそこから差し引かれて投資家のリターンとなるのです。だから、私は、ファンドの投資先がどんな会社なのか、にこれからもより強く注目していくつもりです。

ポジティブ・チェンジを除く3本のファンドについては「眺めてみた」記事がありますので、良かったらご覧ください。


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