結いだより 第120号 を読んで
#鎌倉投信 さんが毎月発行されている月次報告が『結いだより』です。
今回、第120号ですから、丸10年。私は、鎌倉投信さんが運営されている投資信託「結い 2101」に最初からお世話になっています。そうか、10年か、と感じています。
毎号、巻頭では、投資先の「いい会社」が紹介されているのですが、今回は不安定な市場環境であることから、社長・鎌田さんからのメッセージが載せられています。タイトルは"混乱時こそに求められる運用の一貫性"。
中長期的に変わることのない実態としての価値、それを見定めること、そして、投資し続けること。これに加えて、分散投資。
この基本方針を貫き続けることを説かれてますが、この方針を強く支持しますし、ここにこそ、プロのファンドマネジャーにお任せする、委ねている意味があるのだと私は考えています。
鎌田さんは次のような見通しも述べられています。
株価は短期的な業績悪化を懸念して、安定するまで時間を要するかもしれません。
暫く、ことによっては相応の時間、不安定な状況が続く可能性があるものと私も想像しています。それにより、企業の業績は厳しいものになることもあるでしょう。そこで大事なのは、中長期的に価値をつくりだすことのできる会社であるか、そうした会社の関係者(オーナー)でいることなのだと考えています。
今回の結いだよりの最終頁の「運用コラム:ポートフォリオの多様性」でファンドマネジャーの古川さんが「強い企業」と「いい会社」について書かれているのが印象的です。
長期に亘って「強く」あり続けることの難しさが指摘されています。鎌倉投信の投資する「いい会社」は、これからの社会に本当に必要とされる会社。でも、その全てが高い収益性を持っているわけではない、と。ただ、長期、長い目で見ること、とその会社がつくりだしている、つくりだそうとしている価値をしっかりと見据えているのだと説明されています。
今回の結いだよりでは、投資先の #マイファーム さんを迎えてのイベントの模様が紹介されています。鎌倉投信さんのブログでも紹介されています。
https://www.kamakuraim.jp/post-122374/
マイファームさんの収益性、収益規模は非上場なので不明ですが、まだまだこれから、だということは想像できます。とはいえ、その会社の活動を関係者として鎌倉投信さんを通じて関わる、関われることは、私にとっては大事なんです。
これからも鎌倉投信さんを介した「いい会社」との出会い、「いい会社」をちょっとずつ深く知っていくこと、をたのしみたいと思います。
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