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DO MY HOMEWORK #1

先月末に提出した #瀧本宿題  です。この宿題は提出が終わりではなく、提出がスタートです。答え合わせは8年後、いや、10年、20年先かもしれません。

提出というスタートを切ったのでその経過を残しておくべきと考え、マガジンをつくりました。

#投資家の思想  を腹の底から納得するためにはどんなこと、前提、認識が必要なのだろうか、ということをまず考え始めることにしました。

そこで思い当たったのが「働く」「はたらく」ということでした。

この記事でも書きましたが、「はたらく」と「投資」、この2つに対する考え方、価値観は似てくるのでは無いか、ということです。

「はたらく」の場合は、自分の持つ時間やスキル、経験、情熱を注ぎ込むものですが、それには当然限りがあり、どこにどれだけ割り振るのか、で、その後得られるもの、果実が変わりえる。

「投資」の場合は、自分の持つお金を注ぎ込むもの、同じように当然限りがあり、どこにどれだけ割り振るのか、でリターンは変わってきます。

株式投資がギャンブル、怖い、自分には関係ない、お金持ちのやること、

こうした認識を持っている人たちは、「はたらく」に対してもネガティブな考え、「嫌だ、キライ」という人たちなのだろう、という藤野英人さんの仮説があらためて「そうなのか」と思わされたのです。

このインタビューでのコメントに深くうなずきました。

「働くのはいいことだ」ということへの合意と信頼がないと、なかなか株式投資に対して前向きになれません。

「投資家の思想」が根づくには、まず「働くのはいいことだ」から。

えー、そこからか、、、って、えらく壮大な印象も持ったのですが、働くことの自分なりの意味を見つけて、それを通じて満足感や達成感を得た人たちの方が、きっと、株式投資に前向きに自分ゴトに出来るのではないか、とも思いました。

「貯蓄から投資へ」で、NISA等の税制優遇制度が整備されてきましたが、それよりももっと優先順位が高いのはこちらではないか、こっちは策を講じてきたのだろうか、と。

これらを踏まえて、自分なりに考えて、今月から新しい試みを始めました。お題がお題だけに出来ることは限られています。ちっぽけだと思います。でも、いずれその試みから何らかのアウトプットが出来ればいいな、と。兎にも角にも、宿題の答え合わせに向けて、一歩を踏み出しました。

踏み出して直後、あらためて思い起こされたのが

「カセギ」と「ツトメ」

でした。5年前に まろさん が教えてくださった枠組です。

江戸時代には「カセギ」がいいからといって一人前とはみなされなかった。村落共同体で自然災害に遭ったり、伝染病がはやったり、はたまたお祭りがあったりしたときに、一肌脱いで「ツトメ」を果たして初めて一人前とみなされた。

でも今日、社会人として「カセギ」を得ること、「ツトメ」を果たすことは、1人1人のなかで必ずしも両立していない。

http://renny.jugem.jp/?eid=4129

「働く」には色んな形があるのに、どんどん「働くとは、カセグ」となっているのではないか、ということ。

株式投資も似たところがあって、リターン(値動きやコスト)にばかり注目がいく、つまり「カセグ」にドンドンと偏っている。ESGという「ツトメ」的な意味合いのあるものでさえも「カセグ」という物差しで語ろうとしている。「ESG投資は儲かるのか」なんて問いは実に象徴的だと感じます。

「働く」を、「投資家の思想」を、考える上で、とても大事な枠組だということを気付くことができました。

<DO MY HOMEWORK  #1>

「投資家の思想」が根づくには、まず「働くのはいいことだ」から。

「カセギ」と「ツトメ」

将来の答え合わせに向けて、発見したこと、気づいたこと、考え出したこと、その他をこのマガジンで書き綴っていこう、と思います。


この宿題のベースになっている「投資家の思想」。それを示してくださった、農林中金バリューインベストメンツ #NVIC  奥野さんのオンラインイベントが予定されているようです。お時間があればご参加されてはいかがでしょうか。

DO MY HOMEWORK 第2回です。


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renny | 投資家
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