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NVIC "おおぶね" 月次レポートを読んで ー 2021年11月
農林中金バリューインベストメンツ #NVIC さんの
#おおぶね #おおぶねJAPAN #おおぶねグローバル
の月次レポート。
11月に発信されたレポートのメインとして取り上げられたのが
コネクタ産業
NVICではコネクタ産業の分析を進めるにあたり、アンフェノールとヒロセ電機はもちろん、競合で業界トップのTE Connectivity(以下TE)とも面談を行い、コネクタ産業に対する理解を深めてきました。
アンフェノールについては先日、ちょっぴり眺めてみました。
ということで、今日はヒロセ電機、TEを眺めてみました。
ヒロセ電機
創業は1937年。歴史のある会社なんですね。
業績推移です。売上高は右側縦軸、利益は左側縦軸目盛となります。
2014年3月期に対前期比、売上高 +30%、営業利益で +57%と大きな伸びを見せましたが以降トップラインあまり動かず、利益は減益基調でした。しかし、2021年3月期で増益に転じ、2022年3月期も増益が予想されています。
営業利益率も2020年3月期までは下降基調でしたが、2021年3月期で20%超を回復、2022年3月期はさらにアップの見込み。ただ、売上高に比して総資産が大きく効率は今ひとつのままです。
バランスシートは株主資本比率が90%近辺で推移しており、ガッチリです。
2022年3月期第2四半期の決算説明資料 からです。
分野別の売上高構成比です。
海外比率、高いです。
業績は好調ですが設備投資は抑えめ?な印象ですね。
#ヒロセ電機 でnoteに記事が無いかなあ、と探してみたら、ありました!
ぜひ!
TE Connectivity
9月決算です。ですので、今月、2021年9月期の決算が公表されました。2020年9月期はのれんの減損等で赤字決算でしたが、2021年9月期は黒字に。売上規模でいくと、ざっくり、ヒロセ電機の約10倍。
営業利益率はヒロセ電機が少しリードしていますね。総資産回転率はTEの方がリード。
TEは米国の会社ですので借入金も使っていますね。
最新のプレゼンテーション資料 からです。
売上構成比が14%のCommunication Solutionsの分野が収益性が一番高いようです。
3つの会社を比べてみました。
今後どんな風に変化していくのか、注目されます。
コネクタ産業のことはほとんど何も分かっていないのですが、これがきっかけになって何かにつながったら面白いな、って思います。